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はてなキーワード: カタルシスとは

2024-02-13

anond:20240211075643

高い能力を持った対象と同一化してカタルシスを得るのってカルト宗教と同じだからね~

情けない傾向だよね

2024-02-12

映画ダンケルクウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男感想

どちらも事前情報は一切仕入れず、立て続けに2本観た。

ダンケルクに関しては事前情報仕入れなかったのが裏目に出て、冒頭から完全に置いてけぼり状態だった。

まさかここまで「事前知識がある前提で観なければ理解不能映画」をノーランが撮るとは思っていなかった。

3つの時系列が並行して絡みあいつつ進むという物語構造や、意図的に分かりにくくしているのであろう演出などはいかにノーラン的だが、この作品はTENETと違って理解できなくても楽しめるような作りにはなっていない。

フラストレーションが溜まる鬱々とした展開がひたすら続く。まるで映画ミスト」のようだ。

そのPTSD野郎を船から放り出せ

カタルシス欲しさのあまり途中でそんなことを思ったが、PTSD野郎戦争の負の側面の象徴なのだうから、そんな展開には絶対にならないだろうことも感じていた。

ミストとは違い、カタルシスは終盤に作戦成功という形でようやく得られる。微妙に暗雲も立ちこめた不安混じりの結末だ。

最後チャーチル演説が流れたことで私は「国威発揚映画かよ」とまで思ってしまった。戦争悲惨さを描いているのは理解できたので戦争賛美とは受け取らなかったが、イギリス出身ノーランイギリスのために作った映画であると感じた。

率直に言ってダンケルクはとてもつまらなかった。

まりのつまらなさに驚き、鑑賞後に解説サイトをいろいろ読んだ結果、自分理解できていなかっただけということが理解できた。

私が歴史無知すぎたのもあるが、スタイリッシュで高尚で難解なこの映画初見理解できた人はすごいと思う。

そして続けて観た「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」は、無知人間でも楽しめるように作られているし、ちゃんエンタメしてくれていて面白かった。

ラストスタッフロールチャーチルを演じた俳優ゲイリー・オールドマンだと知って目を疑った。役のために太ったのかと思ったら、どうやら特殊メイクらしい。

鬼気迫る迫力のある素晴らしい演技だった。

映画を観終わったあと、今まで一切興味を持っていなかった歴史に興味が湧いて、第一次世界大戦第二次世界大戦について詳しく調べてみたくなった。

ふたつの映画を立て続けに観たことで、自分は俗なエンタメ映画が好きで、高尚な映画はあまり好みではない非インテリ層だという悲しい事実再確認したのだった。

2024-02-08

anond:20240208161935

プロジェクト・ヘイル・メアリー」もめちゃくちゃ面白いですよね。

第二部、途中ところどころダルくなるけど、ダルいところはあまり本質関係ないので流し読みで大丈夫最後は「そうきたかー!」というカタルシスが味わえるので是非。

個人的に思う良いシナリオ・良いストーリー

anond:20240207203629

 

キャラクターが少しずつ変化していく

伏線が巧妙であり、適度に回収されている

カタルシスへの畳み方

・もう一度見返したくなる

解像度を変えることで意味が変わる(たとえば気軽に見れば楽しい話で、よく見ると悲しい話みたいな)

社会問題人間関係のよくある問題を上手くメタファーしている

想像を掻き立てられるが、それを上回ってくる

・適度な繰り返しが有り、テンプレがあるが、外しもある

尊い、心がくすぐられる

 

でもこういうのって設定やキャラ萌えと差がつけられないな

2024-02-06

俺の実家は太い

実家が太い云々という増田を目にして、俺もつ自分人生について書きたくなった。

約30年前、俺は両親が医者の家庭に長男として生まれた。

医者というとなんとなく世間的にもお金持ちのイメージがあるだろうが、事実裕福な家庭に生まれたと今でも思う。

そんな俺だが、結局30も手前になって職歴なしどころか学歴すらない立派な引きこもりに成り果ててしまった。

まず前提として俺の家系は代々医者一族で、父方の祖父地元(と言っても俺の住んでいる市内)でおそらく一番大きい総合病院理事長をしていた。

その祖父思想が強く、医者でなければ人間でないと言わんばかりの態度を常に振り撒いていた。

母方の祖父母は確か医者ではなかったと記憶しているが、いつだったか父方の祖父母の家に連れて行かれた際、「あまりあっちのじいじ・ばあばと話をすると頭が悪くなっちゃうぞ」などと耳打ちされたことを今でも覚えている。

当時は家や身なりも立派で見るからに"偉い"祖父漠然尊敬していたためにその言いつけを守り、母方の祖父母とはほとんど口も聞いていなかった。

俺がそんなだからか、或いは母親か誰かがそんな祖父辟易したのかは知らないが、小学校の高学年くらいから母方の祖父母に会うことは無くなった。

そんな祖父プレッシャーのせいか物心がついた頃にはもう塾に通っていた。

習い事も多くさせられ、ピアノバイオリン空手水泳テニスを確か幼稚園くらいから習っていた。

これは気質もあるのだろうが、自分の意に反して何かをさせられるのがかなりのストレスのようで、あまりにも習い事に行きたくなくてよく体調を崩していたり、時には仮病を使ったりしていた。

また、センス問題なのかモチベーション問題なのか、どの習い事も全く上達せず、発表会や大会のたびに親に恥をかかせてはよく平手打ちをされていた。

ある夜、何かをしたくてリビングに降りた時、両親が俺が何もできない無能である事について真剣に話し合っているのを耳にしてしまい、眠れなくなってしまたこともある。

いつしか出来損ないのレッテルを貼られた俺は、それでもなんとか医者に仕立て上げなければならないという強迫観念を持った両親の元で家にいる間は四六時中机に縛られ、常に勉強をさせられていた。

朝起きたら強制的に机に座らせられ、親の指定する量の勉強をこなすまでは朝食すら取れないような生活だったので、朝起きるのが苦痛睡眠障害になってしまい、次第に学校にすら行けなくなってしまった。

勉強ストレスで常に吐き気がしており、食欲もなく、睡眠不足も相まって頭も余計に回らず、さらに両親に叱られるといった感じで完全に負の連鎖に入ってしまっていたと思う。

ネットテレビに触れなかったためか、「自殺」という概念が当時の自分の中になかったために踏み切ることがなかったものの、もしもその概念を知っていたなら、間違いなく自殺を選んでいたと思う。そんな精神状態だった。

そんな両親の下なので中学受験をさせられ、結果としてはそれなりの中高一貫校入学することはできた。

しかし、高ストレス下で勉強だけをさせられて育った結果、いつしか俺は著しいコミュニケーション障害を抱えていた。

小学生の頃に友達と遊ばせてもらうことができなかったせいか、両親に過度に気を使う癖が付いてしまったせいか、原因は今となってはわからないものの、とにかく友人とフラットコミュニケーションを取るということが全くできなくなっていた。

当然の帰結かもしれないが、イジメにあった。

と言っても育ちのいい生徒ばかりだったので、ドラマアニメで見るような苛烈ものではなく、ただ無視されるとか陰口を言われるとか、そんなレベルではあったが。

いずれにせよ学校に居場所をなくした俺は、いつしか不登校になっていった。風邪で休んでそのまま復帰できなくなったとか、そんなんだった気がする。

クラス替えというシステムがない学校だったため、一度不登校になってしまったら人間関係を取り返す術はなく、そのまま5年半ほど不登校を続ける形になった。

留年して再スタートすることも提案されたが、両親の面子を保つためか受け入れられず、(どういうシステムかは今思えば謎だが)とりあえずそのまま進級し、卒業を迎えることになった。

当然医学部を目指させる家庭方針だったため、塾・予備校には通わせられていたし、家でも小学校の時さながら机に縛られる生活だった。

しかしながら、反抗期を迎えたこともあり、また俺の体格が大きくなってきたこともあるのだろうが、小学校の時ほどは勉強強制されず、俺も次第に家の中でも部屋に引き篭もるようになった。

もちろんある程度独学はしていたものの、受験の結果は案の定ダメで、箸にも棒にもかからないような成績だった。

とは言ってもMARCHくらいなら合格できる成績だったのだが、医学部以外の受験は認められなかったため、全落ちのまま浪人生となった。

それ以降は特に語ることもないが、2浪、3浪とする中で、親の洗脳も次第に解けていった。そうすると、ただ親の意向のためだけに医学部受験をしていることの虚しさを目を向け始めてしまい、勉強にも身が入らなくなっていった。

そうはいっても医学部以外への進学を認めないという親の方針は変わらず、一応俺は10浪中ということにはなっている(と思う)。

が、2年前くらいかセンター試験(共通テスト)の出願すらもしないようになった。そのことに両親が気づいているのかもわからないが。

もちろん住む場所にも日々の食事にも何一つ困ってはいないのだが、俺はきっと社会に出ることはできず、ひたすらに自我と向き合いながら、この広い実家幽閉され続けるのだと思う。

もう30も目前となった今さらになって、軌道修正を図る気力も無いし、仮に何か行動したとて無意味なんだと思ってもいる。

そしておそらくは両親も、こうなってしまった俺をどうして良いのか、そして俺と、ひいては自分たちの過ちとどう向き合って良いのかがわかっていないんだと思う。

から今日も変わらず義務のように母親は俺の食事を用意し、父親は何も言わずに俺のボロいスマートフォン通信量を払い続けいてるんだと思う。

多分お互いに、行動を起こすのが怖いんだろうな。

から現状維持に甘んじて、昨日と変わらない今日を過ごすことで失敗から目を背けているんだと思う。

こうやって気づけば10年以上が経っていて、きっとそのまま老いて死んでいくんだろうな。

いつだったかネットで『5億年ボタン』のコピペを読んだ時に感じた、途方もない無の中に幽閉される恐怖。

思えば俺はその中に今居るし、ついぞ抜け出すことなどなくそのまま死ぬんだろうと思う。

とりとめもなく書いてしまって終わり方もわからなくなってしまったが、一旦この辺で終わりにする。

読んでくれてありがとう。これを書くことをコミュニケーションとまでは言えないだろうが、誰かに自分気持ちを表明する経験が無さすぎて、書きあげるとともに凄いカタルシスのようなものを感じている。

2024-02-05

漫画ドラマ化より、小説ドラマ化の方が大変

だよね

小説アニメ化でも思うけど

ドラマなら2,3話、アニメなら5,6話くらいで1巻だからカタルシスがそこら辺に来るのよ

 

漫画原作改変が話題になるのは、「漫画なら原作通りやれるでしょ?」が前提にある気がする

小説は改変しなきゃ厳しい、まじで1,2話あたりつまら

2024-02-04

anond:20240204002119

わかる

ユーチューブのしらべてみたらっていうチャンネルで、自演コイン野菜を盗ませて警察沙汰にしてカタルシスみたいなクソ動画が人気なのがそれをよく表している

2024-01-30

バイオRE:3

なんかやり直したくならないんだけどさ

理由があれなのよな

タイラントがうざいとかじゃなくてさ

ニコライが不快なだけなんだよ

ウェスカーみたいな悪役じゃなくてさ

ものすげぇ小物なの

だけどシナリオ的に主人公より優位に行動するのよね

小物なのにさ、それをぶち転がすカタルシスもねぇのよ

アレは絶対に再構築の失敗だわ

2024-01-25

お前を死刑にする!って伝えるだけのカタルシスのために生かしておくってやっぱりおかし

誰がどうみても100パー死刑だし解明したい秘密気持ちの動きも何もなかっただろ

合法的により深い絶望を与えて殺したいというのは日本人が抱える悪しき闇だと思う

2024-01-23

anond:20240123114407

カタルシス(誤用)のための準備を

歴史ある他作品にまるっと乗っかってるんだよね

2024-01-22

anond:20240122190327

表現の自由って言っても

エロ系や政治系と、

AI著作権系は

全く別問題だ。

それにAI著作権系は

サヨクリベラルネトウヨが絡んでこないか

論破した時のカタルシスがないんですわ。

2024-01-20

ひたすらやる気がなくてダサいアニメメタリックルージュ」が酷い

一部でカーボーイビバップとかビッグオーとか攻殻機動隊の再来という声も上がってる新作アニメメタリックルージュ1話を見てみたがこれが本当に酷い出来だった。いやマジで酷い

カーボーイビバップビッグオー攻殻機動隊の再来とか言ってるクソバカ共は本当にそれらの作品見たのか?1話の時点で天と地ぐらいの質の差があるだろうがどう考えてもよ

まず主人公仮面ライダーみたいに変身できるロボット女とその相方眼鏡女なんだが、こいつらがどっちもボケキャラでしっかりしたツッコミ役が不在なのでこの二人の会話の内容がもう薄っぺらい通りこして尺の無駄しかない

そもそもストーリー展開の流れがクソでまともな起承転結にすらなってない

1話で倒される敵役(「煉獄ヴァイオラ」とかいうクソダサい謎の二つ名持ち)が居るんだがこいつが人間のフリしたロボット女で「私はロボットだけど幸せに生きていたいんだー!」みたいな事を戦闘中に喚き出す

だがこの敵の掘り下げがあまりにも足りて無さすぎてそのセリフに何の感情移入もできん、そしてその原因は尺が足りなかったからとかじゃなく単純にストーリー展開の見せ方が未熟だからってだけなのが酷い

無駄な街の外観や空、日常風景、メインキャラに直接絡まないシーンばっかり見せててそれらで尺が削られまくってる

そのせいなのか敵との戦闘もやっつけ仕事なのか?ってぐらい強引な流れで唐突に始まる

更に1話主人公の唯一の見せ場とも言えるこの戦闘シーンそのものの出来もこれまた酷い

主人公戦闘時にバトルスーツ?的な状態に変身する訳だが、その変身物の醍醐味とも言える一番最初の変身シーンが何故か描写されない

生身の状態で敵に穴の中にふっとばされて、穴の中から飛び上がってきた時には既にバトルスーツ状態になってる、カタルシスもクソもない(何故か敵の変身シーンだけは描写される、なんで?)

そしてそういう事がどうでも良くなるぐらい戦闘時のアクションシーンが本当に酷い

カーボーイビバップにしてもビッグオーにしても攻殻機動隊にしても、アクションシーンはそれはもう力を入れて作られてた

カッコいいと思える動きや派手な演出がしっかりと描かれてた

それと比べてこのメタリックルージュ場合テンポが悪くて見ていて気持ちよくない殺陣

キャラカメラ無駄にドアップになるシーンの多用

そしてラストは何の捻りもなく大技使って来た敵の背後にジャンプしてしょぼいパンチして終了

1話戦闘シーンという見せ場中の見せ場なのにこの盛り上がりの無さ、意識してやってるんだとしたら完全に間違えてる

ちなみに相方眼鏡女は敵の攻撃分析して、その結果を基に主人公に最適な武器を用意するみたいな感じっぽいが

正直主人公だけでやろうと思えば出来そうだし、そもそも眼鏡女の見れば分かる様などうでもいい事を言うだけの無駄な解析でテンポが削がれるのでこれもよろしくない

兎に角わざと外しているのか技術が無いのか知らんが全体的に残念アニメっぽさが拭えない1話で酷かった

もっと言えば主人公板チョコを食うのも昨今だと色々言われがちなタバコ板チョコへ置き換えただけみたいで浅慮に感じて気に入らない

ラストシーンの雨の中で傘もささずに板チョコ食うシーンはもう誰か絵コンテの段階で止めろよ明らかにおかしいだろこれ

そんな訳でひたすらやる気が無かったとしか言いようがないくらい出来が悪いのにいちいち気取ってるから全部滑っててダサいメタリックルージュ最期どうなんのか悪い意味で気になる

あとカーボーイビバップとかビッグオーとか攻殻機動隊の再来とか抜かしてたクソボケナス共は全員それぞれの作品1話を見てそのクオリティの差を確認して二度とクソアニメを褒める際にこれらの作品を引き合いに出さないで欲しい

2023-12-29

会話とは異種ゲーマー交流戦である

会話を得意だと思ったことがない。

いわゆる陽キャの人々と話すとどこか気を張ってしまい、オタクと話すとほとんどの時間を聞き役に回って終わる。会議の後には自分ちゃんと役に立てたかいつも心配になるし、気が休まるのは数少ない友人と何も考えずぽつぽつと話をしている時ぐらいだ。

しかしこうして見ると、ひとくちに「会話がうまくない」といっても相手や場面によって苦労の種類が全く違う気がする。この違いはなぜ生まれるのか、自分はなぜアジャストに苦労するのかを考えて、この間ある結論に辿りついた。

まり会話とは、用いる言語こそ同じだが「潜在的に何のゲームをやっているか」が相手や場面によって異なる競技なのだ

たとえば陽キャの者たちにおける会話は「協力系音ゲーであるポップンボタンをひとりひとつずつ割り当てられて、然るべきタイミング定型の音を出すことが求められる。ゴールはひとつの曲を上手に演奏しきって連帯感を高めることだ。

から一人一人のセリフが短めで、話す内容そのものよりもテンポタイミングの妙が重視される。下手に中身を凝ろうとして落ちてきたノーツをうまく処理できないと場が冷めてしまうので、「会話の流れ」という譜面を常に読んで反射的に音を出せるようにしておく必要がある。

それからオタクの一部は会話を「格ゲー」だと思っている。ウケたい、あるいは凄いと思われたい、好きなものを語りたい、という動機のもとに彼らはイニシアチブを奪い合う。自虐でも自慢でもオタク語りでも、相手コンボが途切れたフレーム自分攻撃差し込んで、なるべく派手にゲージを削れるコンボを繋げていく。

学生時代の知り合いに「中学のころ国語教師漢字の誤りを指摘した」というひとつエピソードを「中学といえば」「漢字といえば」と事あるごとに繰り返すオタクがいて不思議だった。しかし今思えば、あれは彼の超必コマンドだったのだと思う。彼にとってこのエピソードダメージ効率のいい大技だったから、何度擦った話題だとしても発動条件が揃い次第コマンド入力せずにはいられなかったのだろう。

それで言うと、会議は「脱出ゲーム」や「探索ゲーム」に毛色が近い。結論という出口に向かい、各々の持っているアイテムやその使い方を話し合う。

既存アイテムの組み合わせから新しいアイテムが生まれることもあるため、目ぼしいアイテムの持ち合わせがない状態で参加した場合も「今持っているアイテムは何か」「次に解かなければならないギミックは何か」を整理するだけで案外役に立てたりする。ただ、出口が実は存在しなかったり、自分の思っている出口が周りと食い違っていたりすると地獄である

最後に、自分が最も心地いいと思っている友人との会話はおそらく「落ちものパズルゲー」のようなものなのだと思う。

大きな流れはなく、ただ目の前に落ちてきたパーツの置き場所を考える。そこには敵もゴールもなく、ほどよいお題と小さなカタルシスけが連なっていく。だからそいつまでも続けることができて、続けるだけ心が休まる。きっと自分には一番合っているゲームなのだろう。

そうやって考えると、自分にとって陽キャたちの音ゲーは常に大きな流れを追う必要があるので気を張るし、隙や必殺技概念がないかオタク相手では聞き役に回るしかない。そしてゴールという存在に不慣れだから会議で緊張してしまう。自分が会話に感じる苦労は、きっとゲーム性の違いに適応する苦労なのだ

そして、ゲーム性を合わせる努力自分に限らずどんな人間にも必要である陽キャ音ゲー空間オタクが長尺超必コマンドを打てば「オタクくんは何をそんなに喋ってるの……?」となるだろうし、陽キャだってシリアス会議に呼ばれればタイミングのいい相槌だけで切り抜けられない場面もあるだろう。よほどのマルチプレイヤーでない限り、きっとみんな多かれ少なかれ自分と同じ苦悩を抱えているのだ。

だとすれば、自分にも多少は手の打ちようがある気がする。たとえ苦手なゲームと向き合わなければならない時が来ても、周りが熟練者ばかりだとは限らないことを知っているだけで幾分かは気が楽だ。初心者には初心者の立ち回りがある。音ゲーではまず音楽に慣れることだけを考えよう。格ゲーではもう「何も技を打てなかった」ではなく「勝ちを譲って楽しい勝負ができた」と思うことにしよう。脱出ゲーは誰かが必ずゴールを知っていると仮定して、その人の役に立てそうなアイテムを探してみよう。それでも疲れた友達落ちものパズルゲーをしよう。

よっぽどのことがない限り自分が「うまく会話できたな」と思う日は来ない気がするけれど、これで「やれることはやったな」と思える日が少しは増える気がする。

ガチ勢でない自分にはそれで充分だ。いつかエンジョイ勢にぐらいはなれるように、ログインだけでもこつこつやっていこう。

2023-12-28

anond:20231228180718

物理的に調和し良く溶け合う完全5度が発見され、ずっと5度で遷移するような音楽が作られた

次第に完全すぎる5度だけではなく3度の和音も美しいことが発見された

しばらくして、調和する音だけではなく、不協和な減5度から3度に解決する一瞬に強いカタルシスが得られることがわかり、これが終止として多用されて定着した

etc

 

という(現代ポピュラー音楽を含む)西洋音楽の成り立ちからしたら、短いフレーズや一瞬の和音に心地よさを感じるのはむしろ自然

その積み重ねで音楽は成立している

ガクサンがばずってたけど

掲載廃刊web移行ってさも事実かのように語ってるブコメいたけどちげーよ

天下のモーニングで連載してたよ

でも人気なくなったかweb送りになったんだよ

一応毎回扉絵コピーで、受験生も読んでる!とかいろいろ書いてたりもしたのに

成績まよってるやつに参考書すすめて何点アップみたいに進研ゼミマンガみてーにうまくいく描写なんかできるわけないかカタルシス少なかったしな

それどころか主人公の先輩キャラ主人公が女だから少女漫画王子様的ポジ)に対するストレスが半端なかったしなあ

人格破綻とまではいかんかもだけど読んでて常に不快だったわ

主人公の女もそういってて見返してやるとかいってたけど

話の中でちょっとずつ変化もしていってはいたけど、基本不快からまじでうざくて読まなくなったんだよな

ブコメでもかいてる人いたけど

あとモーニングなんて基本おっさんしか読まねえから

単行本でるときとかは紙面でちょっとだけ宣伝させてもらったりもしてたよ

いやーはてなーってモーニング読んでねえんだなってのがよくわかったわ

つーかカネだしてマンガ雑誌よんでんのか?

ジャンプらみてーな無料webマンガしかよんでねえんじゃねえのか

2023-12-27

忙しくすることに酔ってる人

っているよなぁ

ただ業務効率が悪くて仕事遅いだけだったり、部下に投げるべき仕事を全部自分で抱えてあわあわしてるだけなのに、

仕事を一旦山積みにしてそれを崩すことでカタルシスを得ている人

自分ではバリバリ仕事を片付けて有能な わ・た・し♪ って思ってるんだろうけど

明らかに仕事出来映えは悪いし、仕事が溜まったあおりこちらにも影響が出ている

機会があるごとに「その仕事あいつにやらせるべき仕事じゃないの?」とか「このシステム使えばもっと早く仕上がるよ」とか伝えてるんだけど

そういう方向には一切頑張らないんだよな

泥臭く手を動かしてる自分が大好きなんだろうなと思う

独立して一人でやってる仕事なら好きにすればいいけど、お前が忙しくしてて漏らした仕事の尻拭いはこっちに回ってくるんだよ?

2023-12-26

割と追い詰められている

ストレス対象を殺す妄想は誰しもしたことがあるだろうが

最近は本当に殺したらものすごいカタルシス快感気持ちよさを感じるだろうと妄想の中ですら感じる

妄想の中だからこその快楽と言われるかもしれないけど

とにかくストレス対象から一刻も早く離れないとまずいことになりそう

書きながら中二病乙って感じだけど

当人としては結構本気でまずいな…って感じ

2023-12-18

[]ガッシュ

少なくとも現時点では、不快ストレスをあたえまくってからカタルシス―のワンパターンすぎるなあ

ピンチ→1のメインキャラが助けに来るってのばっか

仲間集めフェーズからしゃーないけど

前作で強い呪文とかで強化おわっちまったのどうするかと思ったらみんな呪文とられたことになっててワロタwww

ロックマンダッシュ2のロールちゃん並みに都合がいい設定

戦闘が多いのは別にいいんだけど、戦闘がなんかごちゃごちゃしててすごく読みにくくなってる

何がどうなってるかすんげーわかりづらい

一応箸休め的なギャグはあるけど1より少ない気がするしなあ

書き込みまくって読みにくくなるワンピパターンになってる感じがする

2023-12-16

最後がバッドエンドで終わる前日譚物ください

スターウォーズエピソード3とかそうなんだけどあれって話としてはジェダイの完全敗北で終わって敗走してパドメは死ぬ帝国支配の始まりで完全にバッドエンドじゃん?そういうのをもっと見たい。

流行ってるゲゲゲの謎も鬼太郎の為に親父と水木で奔走するも最後は水木死亡、親父も無力な目玉になっちゃって敗走するけど鬼太郎という希望が残った、みたいな話だったら見たいなって思ってたけどどうやら違うらしい。

撤退戦を扱ってるものとか良いかもなと思ったけど最終的には大勝利するカタルシスが待ってないと嫌だから違うんだよなあ。

2023-12-08

anond:20231208035715

復讐モノの醍醐味クズボコボコにされるカタルシスから復讐者の心境とか誰もそんな気にしてないやろ。的外れ批判や。

2023-12-06

復讐

SNSを見てると流れてくるウェブ漫画広告ほとんどがモラハラ夫を策略に陥れて復讐するとか、いじめられっ子が(以下同文)ばっかりだな。

復讐方法リーガルものイリーガルものかでバリエーション生まれる。

ま、復讐っていうのはカタルシスがあるから本能に訴えかけるものがあるんだろう。

2023-12-05

おはよう

おはます

今日も冷えるねー

魂のカタルシスに向けて動き出すよ

雷光いと美しきかな

2023-11-22

バカにされたちんちんイカせまくるというのは、復讐劇と同じで、ある種のカタルシスなのではないか

2023-11-21

ガッツchは女の暴力性の代弁者だったんじゃないか

つい先日、私人逮捕ユーチューバーであるガッツchが逮捕された。

Xを見て驚いたのが支持している女性一定いたことだ。

一方で同じようなことをしていた煉獄コロアキは大バッシングされていた。この二人の違いは何か?

それは女性ターゲットにしていたかどうかだ。

ガッツchを支持する女性の大半は彼が捕まったことによる男のこれで安心といった趣旨コメント警察対応の早さに憤っていた。

一見すると「性犯罪者を野放しにしている」「警察性犯罪だけ対応が遅い」といった怒りだが、これは彼女たちの本質なのだろうか?

自分は違うように感じる。

彼女たちの怒りの本質は「自分たちが持つ男への暴力性の代弁者がいなくなったこと」ではないだろうか?

自分たちを舐めている存在である男。実際痴漢盗撮相手への侮りがあることは否定できない。

しかし舐められてもやり返すことは出来ない。なぜなら多くの女性は男に力で勝てないから。

そんな男が組み敷かれる姿にある種の痛快さを覚えるのではないだろうか。

全然方向性が違うが日本人大谷翔平ホームランを見た時のような感覚だ。

白人黒人よりチビで力が弱く舐められやすアジア人が向こうのどの野球選手より豪快にホームランを飛ばす様は見る者に「やり返してやった」というようなカタルシスを感じさせる。

まりガッツchのような人を支持するのは「性犯罪者を止めてくれるヒーロー」という建前の裏に「自分たちの持つ暴力性を発露してくれる人」という心理があるのだと思う。

実際私人逮捕系が登場したての頃に「冤罪だったらたまったもんじゃない」「やりすぎ」というコメントに「そんなに怖いなら自衛すればぁ?」という女性意見が多々見られた。

からこそ今回の逮捕安心するのも自衛の一つだと思うのだがそこに憤る辺りやっぱり本質は男が蹂躙されるのが見たかっただけなのでは?と感じてしまう。

2023-11-19

武器を使ったバトル漫画王道展開

主人公武器を使って戦うバトル漫画は、徒手空拳で戦う作品とは異なり武器自体に焦点をあてたドラマが描かれやすい。主人公が使う武器といえば剣が王道だけど、広義には巨大ロボなんかも含んだりする。


主人公武器出会い、使いこなせるようになるまでの過程ドラマとなる。最初のうちは主人公自身技量が足りなくて使いこなせず、数話かけて上達していく過程が描かれる。


主人公サイドのパワーアップが、武器の強化という形で描かれる。武器の秘められた力がアンロックされたり、職人に新機能付与されたりする。


武器意志のようなものを持っている場合武器主人公対話がしばしば描かれる。武器主人公を徐々に認めていったり、主人公ネガティブになった時は武器も反発したり。やがて武器主人公の唯一無二の相棒となっていく。


敵に武器を奪われ、それを敵に利用される。武器が強ければ強いほど、強烈な主人公サイドへのカウンターとなる。奪った武器を敵が使いこなせないケースもあり、どちらかというと主人公戦闘力を封じる意味合いが強い。


武器を奪われた後は、取り返すのが自然な流れとなる。取り返した武器主人公の手に戻り、主人公戦闘力が復活する流れが大きなカタルシスを生む。主人公以外の脇役の活躍を描きやすい。


主人公自身は致命傷を負うことなく「勝負はついた」ことを表す、分かりやすい敗北の表現。ここから先は「武器を直す」「武器を探す」「武器を作る」などに派生し、やがて武器破壊した相手と再戦して今度は武器破壊されないことまでが一連の流れとなる。


破壊された武器を直すため、職人や道具を探すのがドラマとなる。やがて武器は格段にパワーアップした状態で復活し、敗北からの反撃が始まる。


破壊された武器上位互換を探す旅に出る。旅の間は主人公戦闘力が大きく削がれ、脇役の活躍を描きやすい。旅には傷ついた主人公の心を癒す効果もある。


新しい武器を作ることになり、その素材集めなどがドラマとなる。主人公自身武器制作に関わることで、それは主人公と強い繋がりを持つ武器になる。


主人公から次世代主人公武器を託す。主人公代替わりの象徴となる。


他に王道展開はないかな?

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