はてなキーワード: 院試とは
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20080529/1212077847
なんか考え方が甘いなってのが第一印象。
(バイオインフォマティクスの人っぽいからあんまり実験にお金は使ってないかもしれないけど)君が研究室で使ってる電気代とかは誰がお金を出してるんですか?やりたいことがあるなら自分で科研費なり学振なり企業からの研究費をとって、自分の金でやりなさい。
こんなこと書くと「入学金・授業料払ってるだろ(゜Д゜)ゴルァ!」って言う人もいますが、そんなのじゃ全然足りませんから。特に理系。特にバイオは。
あとね、「どうすればいいですか?」が許されるのは最悪でも学部4年までだよ。院生なら「こういうことがやりたいんですが、どうでしょうか」くらい言えないと。やりたいことを上に伝えて言いくるめる能力超重要(エントリーの後半を見た感じだと、この辺はわかってるっぽいけど)。
以下細かいツッコミ。
まず研究室選ぶ際の調べ方が足りない。なんで研究室の学生から話しを聴くとかしないんだ?
とりあえずこれから研究室選ぶ人のためにポイントを挙げてみる。
どれも1個上の先輩に話を聞けばすぐわかるレベル。
研究室に入って右も左も分からないのに、数ヶ月たったら、「あと二年残るかどうか」を決めさされる。
研究室に入ってから修士に行くかどうか決めるって遅いんじゃないかい?学部卒の就活って3年の秋あたりから始まるってイメージなんだが。それとも今は売り手市場だから院試の季節(4年の夏)から就活始めても内定もらえるんですかね。修士課程でも博士課程でも、就職先なかったからとりあえず進学したって人はいまいちな人が多かったな。逆に内定先決まってたけど、まだまだ研究がしたいといって進学した人はそれなりの成果をだしてた。
院に行くかってのと、どこの院に行くかってのはまた別な話ね。
一年間見てきて分かったことだが、教授がお好きな学生は、考えるよりまず手を動かして、バリバリ実験して、元気が良くて、少し生意気で、ちょっとバカなタイプの学生であるようだ。
一方の僕はメモ魔で、実験よりも論文や本を読む乱読家で、空論と妄想と知識の蓄積に快感を覚えて、でっかい荷物をいつも持ち歩いていて、泥臭い作業を嫌い、基本的に無口。
君の教授に限らず、世間一般の人は前者のタイプの方がすきだと思うよ。特に”泥臭い作業を嫌い”ってのはかなりマイナス。一年目なら黙って手を動かせよ。あとどれだけ読んでるのかは知らないけど、論文・参考書を読むのは当然。
バイオ系なら普通じゃね?そのかわり反応とか培養の待ち時間で2時間空きとかザラでしょ。12時間つっても実働は8時間もない。
余談だが教授はコンピュータシミュレーションの力を過小評価しすぎていると思う。実験で全てが決まる時代はとっくに終わっている。
僕のプログラミング能力は明らかに過大評価されてて、指導教官から「もっと使いやすく作り直してくれても良いよ」と言われた。いやいや、僕はFizzBuzzで喜んでるレベルですYO!。
言うことはデカイけど実力を伴っていないというか何というか。教授も君が口先だけだと思ってるんじゃないかなー。だからメモを捨てろ云々て言われるんじゃない?とりあえずそのVBをもっと言い物に作りかえるところから始めてみればいいんじゃないの。
追記
http://anond.hatelabo.jp/20080321212322
大手SIerは東大理系院生にとって面白いところとは思えないなあ。少なくともSEになるってのはあり得ない。楽して金儲けがしたいと考えたとしても大手SIerは基本的にメーカーだから給料は悪いし、東大で学んだ専門知識が使える職業では全然ないんだから。「コミュニケーション能力」が大事だと言われるんだしな。研究所ならまだあり得るけど、研究畑の人間にとってSEとの付き合いは正直疲れる。
ちなみにそういう俺自身、旧帝大の院を出て大手SIer(というかメーカー)の研究所に勤めてる身分だが、SI系の研究所にきたのは後悔してるね。もっとハードというか重電系の部門を選べばよかった。情報システム業界の人間の文化が俺の肌には全然合わない。技術よりも「コミュニケーション能力」を重視して「エンジニア」を名乗ってる人たちと付き合うのはかなわんよ。正直、「コミュニケーション能力」こそ大事とか言ってる奴は、自分の技術力の不足を丸投げ能力で糊塗しようとしてる奴が多いしな。
あとちなみに関係ないが
大学の成績なんてもんは全然アテにならんぞ。正直、成績表の中身と研究能力は全然関係ない。真面目にやっても単位が取れない奴は論外だが、遊んでて留年した奴でも研究室に配属されて化ける奴とかいる。研究室で鳴かず飛ばずでも就職して化ける奴もいる。はっきりいってそんな簡単な指標はないぞ。
なんでかっていうと、大学入試より余程一夜漬けの成果が大学の成績には反映されるからな。だから、学生の中には「単位が取れればいい」程度の勉強しかしてない奴が多い。最初から院に行く気の奴は、院試とか卒論とか必要なときに勉強できるだけのポテンシャルを整えることだけを考えてて、得意科目とか趣味とかにリソースを傾斜してたりする奴が多いんだよ。そして、旧帝大みたいな大学は基本的に6年制だからね。3年目までの成績に意味があるなんて意識を持ってる奴はほとんどいない。
今日は競技場に走りにいった。
陸上のクラブの活動日だったからだ。
追い風が吹いてたこともあって非常に気持ちよく走れた。
速く走れたような気がした。
こういうカチっとはまって気持ちいい日があるから走るのはやめられない。
どっかの大学の4年生の人だ。
今日は途中から遅れてやってきた。
最初にきたときにいなかったからがっかりしてただけに、ちょっと嬉しかった。
休んでるときも変な目でみられたりしたら嫌だから不自然に近寄ったりもしない。
勇気が無いなぁ・・・
そう思ってたらちょっと喋ってもらえた。
嬉しそうに喋ってた。
私も嬉しかった。
でもこれからは卒論とかで忙しくなるかもであんまり走りにこれないかも、とも言っていた。
・・・
その後練習に戻った。
走ってるときは走ることしか考えなくてすむから好きだ。
合格のお祝いに一緒にご飯食べに行きましょうよ、とか誘うのは不自然じゃないかなぁ。
合間にそんなことを考える。
でもその後何度か近づく機会はあったのにそんな話はできず。
んーこのままでは今度いつ会えるかもわからないのに。
そうこうしてるうちに練習は終わった。
もうこの季節だと真っ暗だ。
暗い中あの人を探してみる。
誰かと喋っている。
近づけないなぁ。
あの人に待ってるとは気づかれないようにさりげなくストレッチとかしておこう。
話が終わって一人になったみたいだ。
こっちを向いてくれた。
近づく。
「今度お祝いにご飯でもいきましょうよっ!」
言えた!
「ん?いいよ。」
!
「土曜とかは研究室で忙しかったりしないんですか?」
「まぁ今んところは。でも、来月からは忙しくなりそうやしなぁ。
じゃあ来週は?来週は練習にくる?」
「きます!」
「じゃあその後にいこうか?」
「はい!」
こういう、いろいろうまいことカチっとはまった日は本当に気持ちがいい。
今日はいい日だった。
以前「僕は物体Xを持っていない」(http://anond.hatelabo.jp/20070722152006)
というエントリを書いた増田です。たくさんのブクマとコメント、ありがとうございました。すごく助けられました。
チラ裏になるかもしれませんが、もうちょっとだけ書かせて下さい。
1ヶ月間、ずっと彼女は悩んでいるみたいだった。僕とは花火を見たり、買い物をしたり、お互いが好きなアーティストのライブを見に行ったりしてて。二人で過ごす時間はとても楽しかったけど、やっぱり前とはちょっと違ってたように感じられた。元彼の方とも同じぐらいの頻度で会ってたみたいだった。何度か僕の気持ちを彼女に伝えてはいて、彼女はいつもそれを辛そうに聞いてた。態度で彼女の気持ちが傾いていくのは大体分かっていたけど、僕から別れ話を切り出すことは出来なかった。もしかしたら、という気持ちを捨て切れなかったんだよね。
昨日、二人で2時間ぐらいドライブした。もしかしたらこれが恋人の間柄でいる最後の時間になるだろうと思うと、彼女と会うまでハンドルを握る手が震えた。
「あなたと過ごした時間はいつもとても楽しかった。院試のときも就活のときも、いつもあなたが助けてくれた。すごくすごく感謝してる。それは本当なの。でも、私があなたに同じような優しさを与えてあげられていたとはどうしても思えない。」
「私はあなたの気持ちをたくさん受けて幸せだった。それはすごく穏やかで、楽しくて。元彼に感じたどうしようもない気持ちの高鳴りのようなものはなかった。でも私はそれで良いと思ってあなたと一緒にいた。この間一緒に花火を見たときも、あなたと一緒にいたほうが幸せなのかもしれないと思った。でも、彼に告白されてから、私は彼にすごく惹きつけられて、どうしようもなかった。このままあなたの優しさに包まれていてはいけないんじゃないかって思った。」
この一ヶ月間、彼女にとっての物体Xとは何だったんだろうとずっと考えてた。今ならそれはぼんやり分かるんだけど、それは多分互いの気持ちをぶつけ合ったり、ケンカしたり、そういう過程で起こる気持ちの共振みたいなものだったんだろう。僕も一番最初に付き合った人に対して感じた気持ちだ。確かに、僕らはそれを生み出すことはできなかった。僕は彼女を失うことが怖かったから。僕は彼女が幸せそうにしていてくれれば自分は何でも良くて、それが僕の幸せだったから。本当にそれで幸せだったんだ。でもそれではいけなかったんだろうな。考えて考えて関係を築いてきたけど、結果的には彼女が望むものを(それに対して彼女が自覚的ではなかったのだとしても)僕は与えられなかったし、元彼は与えていた。それだけの話だったのかもしれない。ずるいと思う。でも、そういうのって最終的には理屈じゃないんだ。
「もし二人が溺れていてどちらかしか助けられないとしたら、今私は彼の方を取ってしまう。今は彼も私を取ってくれるように思える」
「だから私は彼を選ぶ。」
彼女を憎んでしまえば楽になれるんだろうなとは思う。彼女は僕と元彼を天秤にかけて元彼を取ったし、自分の望む関係を、僕と一緒に作り直そうとはしなかった。でも僕にとって彼女は彼女だったけれど、2年半一緒に過ごした仲間だったんだ。彼女が自分の幸せを探すのを止める権利は僕には無い、そう思うと、もうそれ以上引き止める言葉を繋ぐ事は出来なかったし、彼女を憎むことも出来なかったよ。
本当に運命みたいなものがあるとしたら、きっとどこかでまた会うし、彼女にとって元彼がそれだったとしたら祝福してあげなきゃいけないんだろうな、そんなことを自分に言い聞かせて彼女を家まで送る帰り道、突然涙がぼろぼろこぼれて、初めて彼女の前で声を上げて泣いた。別れ際、彼女も僕に抱きついて泣いた。「ごめんなさい」と何度も小さな声で彼女は呟いた。本当にそう思っていたんだろうと今でも思う。
さて、これからどうすればいいんだろうな。彼女が前を向いているように、僕も前を向かなければいけないんだろう、と頭では思っている。どっちが前か、まだ全然分からないけれども。
格差っていうものがどーにもこーにも実感がないというのがわからない。
格差と言うか下のほうが酷いことになってるって話がわからないとか言ってる人が。
反感を買うことを恐れないで言えば年収○○万以上とか聞くと「何で?」って思ってしまう。
で、高校受験も県立だけど順調に第一志望で受かった。
こりゃヤバイと思って頑張り始めたのが一年目の冬休み終わってから。あまり点は悪くなかったんだけど番号がなかったのに愕然として、後期日程では普通に地方国立大に入る。
大学ではテニサーとか実家通いの地元出身者とかが幅利かせててさ。毎日大学の友達が車やバイクを見せびらかせんの。さっさとバイト見つけてきてさ。こっちは時給千円の深夜コンビニ勤務で働きすぎて寝不足で学校遅刻とかしてさ、お金ないから風呂共同の物件に住んだりしてさ。
そんな生活してて学校がうまくいくはずもなく、2年の時に幸い留年はしなかったんだけどさ。でも、その時点でもう既に現役の奴らと比べたら1年も遅れてるわけ。
もうこりゃやばいと思ったのが就職活動を控えた4年の前期ぐらいかなぁ…成績もよくないし、このままじゃ就職する気力もない!と思って就職説明会なんてあったかどうか記憶にないけど、自分のやりたい事なんてわからなくてさ。
学校の就職セミナーとか、体験面接とかも全部ぶっちぎって、やっぱり就職はまだ無理だと思って、院試を受けた。2回受けて両方落ちた。
で、必死に勉強して1年研究生してたけど、合格して第一希望の研究室に潜り込んだ。
で、今社会人10年目。一ヶ月の生活費は家賃込みで18万ちょっと。年明けに医者にもうちょっと痩せなさいって言われた。最近残業していないから手取りは減る。
どっちかって言うとこれといった失敗は結構していて精神病院に2ヶ月ぐらい入院したり、病欠を半年ぐらいしたし、堅実なんて言葉忘れた生活して頑張ってないので、未だに冷たいアパートと鳴らない電話。
このまま結婚して子供持つなんて信じられない。そもそもする気ないし。
自分の周りの知り合いもそんな感じだし。
だから毎日早くから遅くまで働いたりして、家には寝に帰ってるだけってくらいなので、もう将来のことは気にしない。
このまま生きて、このまま死ぬ。
独身だからまだがんばれるけど、これが結婚してからも続いたらほんとにだめかもわからんね。
だから俺は死人と生物の中間の生命体となり、永遠にこの世をさまようのだ。
そして死にたいと思っても死ねないので
―そのうち俺は考えるのをやめた。