はてなキーワード: 脱ヲタとは
教えてクンというのは自分では何も考えないし、検索もしない、理解しようとする素振りすら見せません。自分の問題解決を他人に任せて、さらに、「教えてもらって当然」と言うような態度をとります。
僕は今まで、教えてクンの思考を理解することが出来ませんでした。なにか問題があれば、解決するために調べることは当然だし、何かの概念を理解する必要があれば、それをするのは当たり前の事と思っていました。何故当たり前のことが出来ないのか解らなかったので、僕は教えてクンのことを「変な人」として見ることしか出来なかったのです。
ですが、今日やっと理解できました。結論から言うと、教えてクンには「興味」が完全に欠落していたのです。そのことを理解したきっかけは、僕の「脱ヲタ」行動でした。
ファッション誌を読み漁り、ヘアカット誌を読み漁り、お店に行って質問したり試着したり… やってはみるものの、全く気が乗らないのです。色の組み合わせなんか全然アタマに入ってこないし、"ハズシ"やら"ヌケ"なんかの知らない用語がどんどん出てきます。用語解説を読んでも "??なイメージのアイテムです" とか書いてあって、今は、何をどうやって理解して良いのか分からない状態です。
上記のような、何をしたら良いかさっぱり分からない状態になって気がつきました。教えてクンは、何をしてもさっぱり分からない状態なのだと。何を見ても全く理解できない状態なのだと。そんな状態なのに、問題解決を迫られているのだと…
僕は、こんなどうしようもない状態を打破するために、店員に服選びをしてもらっています。それ以外の髪や靴なども、店の人に一任です。
テレビをつける。
クイズ番組で頭の悪い解答をしていたり、バラエティや討論でどれだけアホくさい主張をしてたとしても、
そいつは間違いなく俺よりも充実した人生を生きている。
「この箱に映ってる連中は全て、学校時代は(カーストとして)半分より上にいて
人並みに恋愛を楽しんでいたり体育の授業がある日の朝に憂鬱な気分になったりせずに
日々を過ごしていた。
もしも半分より下のカーストだったとしても(爆笑問題の太田とか)
そいつは血反吐吐くほどの努力を積んだ人間なんだよ・・・」てな感じで。
そう思って、何かにつけて劣等感を抱いてしまう。
最近まで、俺はテレビを見ても「あーあ、また洗脳してるよ。電通の策略!作られたブーム!」
って憤って「洗脳箱」と勝手に命名して完全に馬鹿にしくさったテレビが。
今では「劣等感増幅箱」です。
自分よりも遙かに年収・コミュニケーション能力・恋愛経験が上の人間が、
どのチャンネルにも絶えず映っている。
ぶっさいくな男のアナウンサーでも年収1千万以上あって夜は美人とセックスしまくっている。
「役不足」という言葉を誤用して使った頭の悪そうな芸人も、いたる番組でみるから
年収ウン百万か数千万かしらんが俺よりは遙かにもらっているし綺麗な彼女とセックスセックスセックス。
そんなちっちゃな言葉の揚げ足取りをする自分に激しく自己嫌悪したのち、害のなさそうなチャンネルにする。
ドラマ。みんな勝ち組だ。役者だ。モテモテだ。年収1千万で美人・イケメンとセックスだ。
ニュース。みんな勝ち組だ。この男性アナはイケメンだ。中学で童貞捨てて大学もリア充生活で今夜も美人とセックスするのか。
バラエティ。こいつらの平均経験人数は18人だ・・コミュ力あるし金もあるだろうな。友達も多そう。学校時代は間違いなく人気者。
野球中継。年収数千万。いや数億か。美人中の美人とセックスしまくってるんだろうな。高校時代から人気者なんだろうな。
↑チャンネル回したときの俺の思考。
どんな番組を見ても劣等感しか抱けないため、一日の平均視聴時間は10分。
映画も同様だ。
十数年前、
小学校時代にドラえもんの長編(何かすら忘れた)を見て以来映画は見てない。
嫌なんだ。スクリーンの中のイケメン・イケ女を見ると自分の人生のあまりのしょぼさで胸が苦しくなるんだ。
彼等は間違いなく充実した人生を歩んで数億の年収をもってて夜は素晴らしいセックスをしているんだ。
なんであれで感動できるんだろう。劣等感を刺激されてゲンナリするよ。
そして何より、こんな性格だから盛り場を歩けない。
中学生のカップルが手を繋いでいたり二人乗りしていたり。
またそれを見て「俺の勝っているのは年齢だけだ。それ以外は全ての面でなにもかも君たちより劣っている。」
なんて考えたり。
そういうわけで、自分より明らかに劣ったキモヲタとかすれ違うと
そいつに聞こえる大きさの声で「きもっ」とつぶやくことがある。
服装だけは普通だからな(死ぬ気で脱ヲタしたわけだが・・・。)。
普段劣等感を感じてやまない人間が下を見つけてこれ見よがしに馬鹿にする、
という死にきれない構図。
「風俗行くくらいなら死ぬ」
「30近くで未婚なら劣等感で日々が辛いから死ぬ」
なんて思っちゃう。
でも結婚願望はあるし「幸せな家庭を築きたい」なんてふと思うこともある。
とは言え、こういう人生を生きて、こういう非常に歪んだものの考えをしていると、
何を見ても劣等感しか抱けなくなる。
ただし、それはほとんどが対人限定の劣等感。
ただしそれを作ってる人間は決して見たくない。
漫画家はたいがいブサイクだろうが年収数千万で美女とセックスしてるから
深く考えるとドツボにはまる。
本人らの写真できるだけ見ないようにしてる。
どいつもこいつもイケメンだらけだ。
不細工なクリエーターでも年収数千万で美女とセックスしてるから鬱になる。
音楽・漫画・ゲームともに作品を味わう限りは劣等感を感じないのだが
作者がしゃしゃり出るとそういうことを考えて鬱になる。
コード覚えたり機材買ってPCで編集したり。漫画は模写してるだけだが。
仕事の合間に少しずつやってる。いつか公開したい。
それで食っていくつもりなんてない。
劣等感克服への道は果てしなく遠いぜ・・・
http://anond.hatelabo.jp/20070903041432
反響の量にびびってます。読みきれてないし、まーた男女差かよー言われるかもしれないけど
女性の意見には慰めはげまされるし、男性の意見は面白くて勉強になります、ね。
ありがとう増田。確かにこの2つとつながってる気がするかもだぜ。
美女との遭遇で絶望した http://anond.hatelabo.jp/20070820151844
30代既婚男性が20代Mさんに恋 http://anond.hatelabo.jp/20070901172300
皆さんご指摘のとおり、目指したのは「脱ヲタ“ファッション”」でした。
別に、ヲタまでやめる気ないですよw いや、二十歳過ぎちゃ無理しょw
社内でも「××室の801ちゃん」って呼ばれてるし、面とむかって。
でも、女ヲタは何かにつけて「服装変えれば、人生変わるよー」って言われちゃうから。
私も私で、なんかそうゆうのコロッと信じちゃうから。シンデレラ夢見ちゃうから。
みんななんでああゆうこと言うのかな。ていうか言われて信じちゃうのかな、わたしは。
「いくらヲタでも、女、だけは捨てちゃ駄目だよー」みたいに美女ヲタ友達に言われて、
服どれでもいいやー、状態を教わったとおりに着替えて化粧するだけの変化なら簡単だー
なんて思っちゃったのだ。恋もしたいなー、とか思ってたしね。(二次元は別腹ですw
休日いつも1人か、ヲタ友達カップル+私か、なのは気ままだけどさみしいなって。
でも、夏だし二の腕でも出すかー、とかやっても、上司が寄ってきて
「おう元増田、寒くないのかー」つって、ぺちぺち触ってくだけでした。
元に戻った最近は「今日はショーブ服じゃないんだな、また幼稚園児みたいな格好して」
とか「みんなまた元増田のナマ脚を見たがってるぞー」とか言われて。二次災害。
そっか、勝負は休日なんですね……。休日にワンピース着て、おひとりでバーとか行くと
「あちらのお客様からです」みたいな出会いがあるのですかね。ない気がしますが。
女性同僚から合コンの誘いとか来るかと思ったら、そこは変わらず仲間はずれみたいですし。
がんがる。こんど勝負が来たら、室長の言うショーブ服ってやつを着てみる。
Mさんが増田を好きで両思い前提なんだよ!
「独身男性より既婚男性の方がモテるよ」増田が頑張っているから?
こちらの元増田と脱ヲタいいことなし増田を(トラバ含めて)見比べると面白いよね。
似たような事例を逆の立場から書いているのに、温度差が凄い。
元増田って誰?
一番最初の「脱ヲタいいことなし」増田を指してるんだとすると意味が通じないし
「脱ヲタいいことなし」今見たらブクマ92usersまで増えててびびった
こりゃ100超えるな
それは災難だったね。
同僚がいまいちだったのもあるけど、元増田さんは、脱ヲタしたてで初々しさが出ていたからそういう目にあっちゃったんじゃないかと思うんだ。
学生のバイト時代から、微妙なセクハラにあったりしていて、社会人になるころにはセクハラ発言は、華麗にスルーする力ができてて、「上司が、へらへらしながらやたら体を触る」前に対処する方法は10は持ってる。
「チャラチャラしてないでまじめに仕事しろ」っぽく言われてるのかもしれないが、気にしてない。
だから、「まず服を変えてみなよ人生変わるよ」は私も言ってしまうだろうな。
OLになってから脱ヲタするのって、その辺りの覚悟が必要なのかもしれない。
ちなみに、私はモテ服よりも、スーツとか、黒髪さらさらにしてるときの方がナンパされる。
もうちょっとモテたいなと思ったので恥をしのんで友達の意見とか聞いた。
似たようなワンピース3枚買ったりGパンやめて髪切ってパーマかけたら
エビちゃんとは言わないけど、ほんとにそこそこ「OL風」にはなる。
でも、そこからは良いことひとつもない。
今まで私を女扱いしてなかった上司が、へらへらしながらやたら体を触る。
酔った勢いで抱きついてきたり三次会後に「おまえんちで飲もう」とか。
優秀だと思ってた男性社員たちのセクハラぶりに失望した。これほんとの話。
「チャラチャラしてないでまじめに仕事しろ」っぽく言われる機会も増えた。
女からはすっごくしつこく彼氏できたの?と聞かれるし。
ヲタ服(かまやつ服?とにかく露出ゼロ)だと、やることやってれば言われない。
服を変えて変化したことなんてそれだけだ。でも別に私はそういうのはいらない。
最初に思った「モテたい」というのは、こういうことじゃないだってばー。
あわよくば職場の女と不倫しようとか考えてる軽薄な男たちに言い寄られて
チヤホヤされてモテアソビたいとか、そんなの全然いらないんだってば。
もっと、出会って恋をしてハッピーになる、みたいなことを夢見てたんだけど。
モテ服は恋は呼ばない。男のエロ目線と女の色眼鏡だけ呼んでくる。
これが男だったら女が寄って来てウハウハなんだろうか。
顔はブサのまま、性格までゆがんで、またGパンちびTで出社が増えた。
まず服を変えてみなよ人生変わるよ、とか言う人のこと、もう信じない。
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すごい大切なこと書き忘れてた。
寄って来たのは、みんな既婚男性。わかりやす!
いらないって言ったのはそういうこと。
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もう終わりにするけどつづき書いた。ありがと増田。
いい加減な反応をしておくと、
自由度がないのがいいんじゃん=クラシックスタイルがちゃんと形成されているメンズは至高。素敵だと思わないかねワトソン君。
別に勝つ必要はないし。むしろ勝つな。
僕は逆にスタイルが限定されていればいるほど、スタイルが似ていけば似ていくほどくだらない優越感ゲームから解放されると思わないこともない。エドワードグリーンをはいちゃう方が偉いなんてのは間違いだ。
それはブランドの魔力に過ぎない。スタイルの功罪ではない。むしろ僕はオートクチュール文化即ちオーダーメイド文化だとすら思っていて、体型も金も関係ないさと思えるほどだ。もう市販の服は捨てるんだ。全部捨ててしまえ。
大体もし他のスタイルが格好良いと思うならそれを作って発表してもいい。本物の馬鹿とはそういうことだ。それでこそ脱ヲタだ、そう思わんかね?思ってくれたまえ。それこそがファッションの世界に自由をもたらす。君の良いものを提案するんだ。メンズ版川久保玲になれ。
しかし、服の種類が少ない、遊びが少ないという点では同意もしなくてはいけないのかもしれない。価値観が少なすぎるという点でも。雑多さか。でも、メンズ用スカートもないことはない、ないことはないんだ。金か労力さえ払えば。
となると問題は、金と価値観の問題だろうか。基本的にメンズファッション界は保守本流っぽいのも否めないかな。どうだろうそこんとこ。
へんてこりんな服を買おうとすると、需要と供給のバランスの問題で金が掛かるのは事実。だがそれが、レディースには無い、何故か、彼女たちの服はへんてこりんだから。×
彼女たちのスタイルが多用だから。とすると、どうだろう。何故彼女たちのスタイルは多様なのだろうか?
個人的にもバリエーションの多様さと価格比はレディースに比べて悪いと主張した事はある。
でも、それが何故発生したのかはあまり考えてこなかったな。
なんとなく彼女たちの消費活動が速いことを理由にはしていたのだが違うかな(シーズンごとに服を買い換えるため)。
くだらない結論から言うと、金掛けろと。現状だとそんなところか。お金落とさなきゃ始まらないよなんて糞いい加減な発言しか出来ないわ。
男だって金掛ければ変な服一杯買えるよ。気にするなよ。
メンズにある程度硬直した価値観があってもいいじゃない。それでも多様性は受入れられるし、実際受入れられてるよ。
ただ、今までの作り上げてきたものが案外偉大だった、それだけさ。
お金を掛けて、それこそ着る事による主張をして、変えていくのが君のやる事なんじゃないのかい。愚痴って金掛けずに面白いもの着たいというのはそれこそファッションに興味が無かったということさ。
差異化ゲームを制しないでもいい、本当に好きならばCPや他者評価なんて気にせずに、馬鹿になってほしい。
差異化ゲームを制したいのなら、割に合わない行為だ。むしろその行いは差異化ゲームを超越または放棄するからだ。だがそれこそ真にファッション的なる行為なのだと、そう感じないかねワトソン君。
脱・現在の価値観を行なってこそ、ファッションではないかね。例えそれが現在のお手軽なファッションでなくても。
信じる道を進みたまえ。ファッションは君と共にある。
差異化ゲームをどうにかしたいだけならそれこそ脱ヲタクファッションをしていればいい。ただそこに真にファッション的面白みはない。あるはずもないのだ。
脱ヲタクファッションはいわば単調なマニュアル。確実なところまでしか橋は渡してくれない。橋は渡さない。それでいいのだ。脱ヲタクファッションとはそういうものなのだ。
そこから踏み込むかどうかは我々の判断に委ねられているのだ。そういうところも全部ひっくるめてファッションなのだ。だから、ファッションは面白いのだ。
トートロジーちっくだなぁ。まぁいいか。
確か小学生の時からだと思うが、運動神経が鈍いという理由からいじめにあっていた。
もちろんクラスにおいては反主流派。
パソコンにはまりはじめたのもこの頃。アニメにはまったのは中学の時だったな。アニメ雑誌を毎月欠かさず買っていた。クラスでは真面目君で通していたな。交友関係からヲタであると認識されてはいたようだけれど。
自分のファッションが明らかに他の香具師と違うと感じたのは高校の時だったな。研修旅行のような物に行ったときだと思う。
クラスの大半はハーフパンツにロゴT、サングラスに何らかの帽子といった、夏らしく、そしてとても垢抜けた格好をしていた。まあ、この頃は大抵のヲタと同じように
というような事を思っていたから、それが大した問題だとは感じなかった。
ちなみにこの頃の漏れの格好はヨレヨレの適当なシャツに色落ちしまくったジーンズ。靴はイトーヨーカドーとかの靴売り場で買った一番安いスニーカー。靴下はもちろんだが白。ワンポイント入っていてな。バッグはアディダスだかそこらへんの紺のリュック。いっぱい入る香具師な。髪型は真中で分けていた。前髪が鬱陶しくなったら切る。そんな感じだった。もちろん服は親がどこぞで買ってきた香具師な。
大学に入ってバイトをし始めたのだけれど、もちろんアニメ関係やパソコン関係につぎ込む。
「いっつも同じ服着てますねー。服のローテーションがそれしか無いんですか??
みたいな感じで煽られたけれど、それは優しみの煽りだったのな。
店長は服飾の専門学校行ってた人でな。次の日には着なくなった服をたくさん持ってきてくれてな。
後に知ったのだけれど、その店長が良く服を買うブランドはギャルソンだったと知る。あの日持ってきてくれた服は結構良いブランドのものだったのではないかと思うと、とてつもなく鬱になる。ヲタというのは自ら様々なチャンスを逃してしまう傾向があるけれど、これもその一例なのかもしれんね。
んで、バイト先の女の子に惚れる。映画に誘ってみる。意外にもOKをもらえる。
服をなんとかしなければと思って駆け込んだのはジーンズメイト。一番安い黒のパンツを買った気がする。上には手持ちの良く分からんグレーのタートルネック。今思えば色的にはモノクロだな。しかし靴はボロボロのスニーカーでな。もちろん髪型も変わらない。
その後調子に乗ってディズニーにも誘ってみる。えらく感激される。
服をなんとかせねばということで、行ったのは同じくジーンズメイト。9.8kの安いコートを買ったな。あとはイトーヨーカドーで靴を買った。一番安い革靴な。つまりは高校生が良く履いているスリッポン。漏れはなんてお洒落なんだ、とか思っていたな。
んでディズニーへ。
クリスマスだけに混んでいる。
待ち時間が長い。
話が続かない。
喫煙。
明らかに嫌な顔をされる。
告白。
失敗。
拒否。
そしてその1週間後にはその子がバイトにこなくなってな。
そして禁煙。
・・・去年の夏だっけか、突然服をなんとかしようと思い立つ。きっかけは良く覚えていない。夏前にメル友と何かあった気がするが、誰とのメールがきっかけだったのか覚えていない。つーか漏れはこの時点でメル友探しに凝っていたんだな。畏れ。
ともかく、自分で服を買いにいった。ユニクロな。
買ったのはダボダボのジーンズとバッグだっけか? 大き目のサイズを買うというヲタの習性が抜け落ちていなくてな。
帰る時には
「ユニクロの服を持って家に帰る時代の最先端を行く漏れカコイイ」
とか思っていたような気がする。
この頃ここを知った。
Yahooで検索してな。
何箇所かのファッション関連サイトを回ったのだけれど、惹かれた理由はもちろんヲタ脱出マニュアル、という形式であったから。美容院に行こう、とか、そういう事まで書かれていたしな。@ふぁで蓄積されたノウハウに基づいた脱ヲタファッション作戦がここから開始される。
まずは初めての美容室だ。
電話予約は普通に出来たな。聞かれたことをこたえれば良いだけだしな。
しかし問題は
「今日はどうしますか?」
みたいな事を聞かれた時だ。
なんと答えたかはよく覚えていない。
「短くしてくれ」
くらいしか言っていないような気がするな。
この時は適当に短く切って、更にザクザクすいてもらってワックスで適当にセットもしてもらった。それなりの髪型に変身した漏れカコイイ。おしゃれだね、とは言われないけれど、ださい、とは言われないような髪型になった。漏れのかっこよくなりたいオーラを感じ取ってくれたのだろうね。ありがたい(; LД`)
次に行ったのは靴屋だっけか。ABCマート。もちろんオルスタの黒。これも店に行って店員呼んでサイズを伝えて持ってきた靴を試着してみて購入。なんら問題は無い。
つか、初めて特定の靴を選んで買ったな。それまでは一番安い香具師を買っていたからな。
お次は無印だったな。
買ったのは洗いざらしとカーディガンだっけか。
この頃はもろに推奨な格好をしていたな。穏やかな音楽が流れていて結構雰囲気があったけれど、落ち着き払って行けば大丈夫。
できるだけゆっくり歩いて、品物をゆっくり見る。
と言っても当時の漏れはそこまでできていない(;´Д`)
そして冬が近づいてきてな。
ユニクロのニットとか無印のニットとか買ったね。コートを買う金は無かったので以前にジーンズメイトで買ったコートで乗り切る。
平行してここにも常駐し始めるのだけれど、出てくる横文字の大半は意味が分からなかった。
アニエス行きてEEEEEEEEEEEEEEEEとは思っていたけれど。それ以前に百貨店にすら入れない漏れカコワルイ。奥に広がる白亜の大空間が漏れの入店を拒むのな。コワイコワイヒー(;´Д`)
あの白いのがアニエスか。
次の日。
今日はちょっと間近で見れたな。
またまた次の日。
隣にあるスターバックスから店の様子をうかがう。
店員かっこよいな(;´Д`)
板でも
「辞意そろそろアニエス突入すれ」
とか言ってもらえるが、怖い物は怖い。
そんなこんなでもぐオフが開催されるというので行ってみる。
低く渋い声で
「こんばんわ」
でな。
その中には漆黒の大宇宙が広がっていてな。美しい光沢の高そうな革靴が綺麗に展示されていてな。それを試着する幼女がいてな。店員となにやら話し込んでいてな。その間延々と待つ漏れがいてな。
しょうがないのでケースの中の財布を見ていると女性店員が近づいてきてな。
「(゜∀゜)!”#$!!%!$%”!$%!”$!#”」
(;´Д`)何言ってるのか分からなくてな。あまりの緊張に腰が痛くなってな。
しかしながら、そのオフで得たものが一つあった。それはグッチの路面店の恐ろしいまでの雰囲気を体験できたという事。あれに比べればアニエスの雰囲気など怖くない。むしろアニエスのそれは清潔感漂う白い壁が(略
しかしまだかっこいい店員が怖い。否、店員とトーク出来る自信が無い。という訳で適当に店の中を把握して足早に店を出る(わ だって服が綺麗に折りたたまれていて広げて見るのも躊躇われるし(;´Д`)
「漏れは客なんだ。買う物はちゃんと見なくちゃ分からないじゃないか(;´Д`)」
と自分に言い聞かせつつ二度目の突入。
板で「アロハシャツが結構良い」という話も聞いていたしな。具体的な見るべきアイテムが分かっていると突入し易いな。 そのシャツを見ていると女性店員が近づいてきて
「(^Д^)それは!#”$”#$!$!」
みたいな説明が始まったが、よく覚えてはいない。
しかし、パンツの合わせ方なんてのも言っていたし、
「(゜∀゜)あんたう気あるのぉ?」
みたいな怖い雰囲気ではなかった。むしろ優しいお姉さんの声に安らぎを感じる(*´Д`)
「ちょっと考えてみますー」
と言って店を出る。
ふむ、そろそろ買えそうだな。
という訳で三度目の突入。(わ
今度は男の店員さんだったな。実際にベージュのパンツなんかも持ってきてくれてあわせたらこんな感じになりますよー、とかの説明をしてくれた。
そして
「良かったら試着してみませんか?
と言われる。
そろそろ買わないと始まらん。と思い、試着。
試着室から出てきて鏡で見る。また合わせ方などを教えてもらう。じゃあこれ下さい、と言う。
支払い。
脱出。
てな感じで始めてのアニエスでのお買い物終了。
つか、黒パン買ってないな(;´Д`) 何故かというと漏れは虚弱ではなく、体重は健康体重の上限ギリギリ、細いと言われているパンツがはたして履けるのだろうか?という理由から。
なので、ここからお買い物と平行して本格的なダイエット開始。朝食はカップのヨーグルトのみ。
ここからアニエス見たり、ポール屋さんを見たり、丸井に突入していろいろなブランドを見たり、と言うことを始めた。「漏れはブランド物であるアニエスのシャツを着ているんだぞゴルァ(゜Д゜)」
というのが自信になっていたし。
しかしながらまだ店に入ってざっと見るだけなのな。何故なら服に関する基本的な知識がまったくと言っていいほど無いから、服をじっくり見ても良く分からない。
板で
「も前のレポは主観のみでまったくもってつまらねけ(゜Д゜)
ここら辺は今もまだ修行中。素材感なども含めてまだ全然分からないし。
そして服屋を巡り、帰ってきて板でレポするというサイクルが始まりつつあるのが現在。実際に服屋を回るようになるとイメージが恐ろしくわき易くなる。やはりファッションはまず最初に服ありき、という誰かの言葉は真実だな。今になってようやくその言葉の意味するところがわかりかけてきた。ちょっとだけな。
ところで、服にほぼ全収入を投入するようになった現在においても女の子と話す機会はめったにありません。
つまりはそういう事です(わ
モテの話とか、ファッションの話とか、脱ヲタの話とかでもそうなんだけど、見た目というかビジュアルというか、ともかく視覚情報が重要な要素の一つとして大きく占めてるのに、画像も貼らずにウンチク垂れたって、あまり意味のある話だとは思えないのだ。全く意味が無いとまでは言わないが。
なんつーかほら、飯屋の後ろの席でバカップルがキャッキャウフフしてる声を聞いてるとイライラしてくるけど、実際そのバカップルを見てみて、それが”お察しください”な二人組みだったりすると、逆に嘲笑と優しさの入り混じった穏やかな気持ちになれるじゃないですか(もちろん自分の事は棚に上げて)。
恋愛話(論)だとかモテだとか脱ヲタだとか語るなら、てめぇ様の画像くらい貼ってくださいよと。目の辺りに冨樫海苔付けても構わないから。2chや増田は匿名が売りなんだろうから、仕方が無いかなとも思わなくもないけれど、せめて一般のサイトというかブログなんかで語るときくらい、とりあえず自分晒しとけよと。いや嘘、増田民も何とかして晒せ。顔が見えないのをいい事に、したり顔して恋愛だのモテだの脱ヲタだの語るな。言ってることが滅裂だが考えるな、感じろ。
さすがに恋人まで晒せとは言わないから(本当は見たい気持ちでいっぱいだが)、まずはそこからだ。
文章だけなら頷かされたり考えさせられたりした恋愛話やモテ論も、画像付きだともう笑い話としか思えないような場合って、結構あるんじゃないのと思う。「脱ヲタしてファッションもまともになりました!」ってのも、画像みてみたら、当人が排除したがっていたオタクファッション並に全然ダサかったり、もしくは勘違い君全開だったり。
「えーマジ童貞!?童貞が許されるのは小学生までだよねー」なんてセリフが許されるのは、彼女達が美少女だったからなのだ。悲しいけどこれ戦争なのよねなのだ。
参考にされてる記事は比較的客観的にファッション業界の人の状態を知れると思うが。
むかつく人にはむかつくのか。
あれか、反芻して気づいたけれど、脱ヲタは"せねばならない"や"べき"であり。モードや単なるお洒落好きは"破壊して再構築"や"自由で移りゆくもの"というような思想だから相反するのだろうか。
ファッション業界がメディア化して迫る決められたファッションという威圧感と、その世界でまともに扱われるために"べき"でなければならない一般人の間で、脱ヲタクファッションが生まれたのだろうか。
やはりこの辺りの捉え方の差異は面白いな。
型議論を思い出した。あれにも多少関連することだと思う。事実はそこまで知らないが偉い人が堅苦しいお作法はおやめになって楽しめばいいのよと言うことがあるという。
だが型を知らぬものには型を教えねばならぬ。そしてファッションの型は完成されていない。堅苦しいスーツスタイルや行事事の服装を除けば代々伝わる流儀があるわけでもない。そもそもモードは型を破壊してきた。
その中で型を知ることも教えることも難しい。ぶっ壊してるんだからそうだよな。作った道をぶち壊しぶち壊し進んでいくものの道を極めるのは難しい。
全体的にモードの勢いが強くそれが各スタイルに影響の幅は違うが、影響を与えている感がある世の中だから尚更大変で動的になってる。
そのことによって人がひきつけられ巻き込まれていくからまた面白い。