はてなキーワード: 牧場とは
今日のお昼、好きな人から誘われて外のお店で食べてきた。最近は弁当を買ってPCとにらめっこしながら食べていたので久しぶり。
誘われたとはいえ、彼女が僕に何か特別な感情があるわけではなく、単純に会社の同期仲間同士としてのランチ。その証拠に、僕のほかにも同期(男)が二人もいた。というか、ここ一年くらいはほぼこのメンツ。毎週会うほど仲がいいわけではない。月に一度くらいはお昼を食べ、三ヶ月に一度くらいはどこかへ遊びに行き、半年に一度くらいは飲んだりする。
こんな薄すぎる仲でも僕らが集まるのは、僕ら三人が彼女に対して何かしら特別な感情があったりするから。彼女と同じ部署のAは、彼女の胸を見て「女性としての魅力を感じない」なんて言ったりしているけど、そんな言葉とは裏腹に彼女のことを好きなんだということが普段の態度からよくわかる。去年、彼女とAが付き合っているなんて噂がたった時は、心底うれしそうな顔をしていた。彼女がそれを全否定した時には心底気づいた顔をしていたけど。
彼女と実家が近いBは、なにかとかこつけては彼女を遊びに誘っている。せっかく家が近いんだから、彼女だけを誘って遊びに行けばいいのに、いつも他の同期も一緒に誘ってる。結果的に僕とAが集まり、彼女とAとBと僕の4人になる。Bが彼女にアプローチしようとすると、Aがそれをちゃかして、結局笑いになっておしまい。最近仕事の調子がいいみたいで、彼女から「すごーい」とほめてもらってるんだけど、そんな時は必ず自虐ネタにつなげて、Aに突っ込まれて笑いに落としている。照れ隠しなんだろうけど、難儀な性格だ。
僕は、AやBと比べると一番接点が少ない。入社式のときに隣同士になった程度。少しでも前に出ようと、二人きりのランチに誘ったこともあるけど、一年間でたったの3回きり。それでもうれしくって舞い上がっていた僕に、「そんなの何回もあるよ。勘違いするなよ」と冷水を浴びせたのはA。Bだって帰りの電車では二人きりになることがあるみたいだし、総合的に見ても僕が一番遅れをとっているみたいだ。
そんな僕らの意中の女性である彼女は今日、僕ら3人をお昼に誘って、ケーキをプレゼントしてくれた。手作りのパウンドケーキ。去年、彼女からもらったマーブルチョコの空きケースを大事に保管している僕にとっては、まさに感涙物。もらったケーキは、家に帰ってから一口一口大切に食べて、その意外なおいしさに彼女の家庭的な面を見つけてますます好きになった。さて、問題は、なぜ彼女がわざわざ僕らをお昼に誘ってまでこのケーキを渡したのかということ。彼女が話した理由は、Aが前にくれた紅茶を使ってケーキを焼いてみたから、みんなに食べてほしかったというもの。この、「ケーキを焼いてみた」というところに、とても女性らしさを感じてしまう。ましてや、彼女は料理が苦手だろうなと勝手に思っていただけに、そのギャップに僕はもうノックアウトだったりするのだけれど……とりあえずそれはおいておこう。
なぜ、僕ら3人にケーキをくれたのか。Aだけにあげればそれで事足りたはずだというのに。Aにだけあげたのでは、また変な噂が流れてしまうのではないかと危惧したのかもしれない。周りからそう噂されたのが本当に嫌なようで、常日頃からAと二人だけにはならないようにしているらしいし。別の理由として考えられるのは、単純にお昼をみんなで食べたかったから。彼女も僕同様、一人で食べることが多いらしく、寂しいみたいなことを以前言っていた。先月は週一ペースでみんなで食べていた一方、先週は集まっていなかったのでその機会を作ってくれたのかもしれない。
そしてもう一つ、別の理由として考えられるのが、クリスマスが近いということ。昨日、こんな記事をみつけた。"オトコ牧場オンナ経営者のクリスマスは収穫祭の日"。読んだときは、「そんな人もいるんだなぁ」程度だったんだけど、今日、珍しく彼女からお昼の誘いがあり、みんなにケーキがプレゼントされて、この記事を思い出してしまった。それにこの間、飲み会のときに会社の先輩から言われた、「なんでお前ら同期の追っかけやってるの?」という言葉も効いている。僕らは、羊なの??
たかがケーキ一つでここまで悩めるんだから、恋愛ってホント、素敵なものだと思う。でも、こんなふうに悩んでいる自分が馬鹿らしくも感じる。ああ、早く今の彼氏と結婚してくれないかなぁ。そうしたらこんなうじうじした気分ともおさらばできるのに。
小学生のころは、給食を残してよく昼休みまで居残りさせられたものだった。
どうしてもダメだったのが、血である。パック入りの血は毎日の献立に必ず組み込まれていて、何とも逃れようがなかった。
血を飲めずに俯く私を担任が呆れて見つめているうちに、昼休みは終わる。そんなことは頻繁にあって、おかげで私は昼休みに友達と遊んだ記憶が希薄である。
給食を残した児童を拘束するのは、まったく人権を無視した扱いだと思う。実際、現在の小学校ではそんなことはほとんど行われなくなったと聞く。
担任や両親はことあるごとに、血は体にいいだの、血を飲むと背が伸びるだのと言う。しかしどうも、あのドロッとした喉越しといい、鉄臭さといい、到底受け付けられるものではなかった。
飲んだあとに口の端でパリパリに乾いて固まるのも嫌だった。
クラスのほかの子供たちが抵抗なく、むしろ美味そうにストローに吸いついているのが不思議でならなかったものだ。
それが、血も案外悪くないなと思い始めたのは成人してからのことである。友人と旅行をしたおり、立ち寄った牧場で処女の搾りたてを振舞われた。
その時の衝撃は今でもはっきり記憶にある。
高原の清冽な空気の中で味わったそれは、ほのかな温もりと優しい喉越し、豊かな香りと甘み。濃厚な旨みと、決してくどく感じない鉄分。鮮やかな生命の味がした。
血とはこれほど美味いものだったのかと、胸が熱くなった。それまで飲んでいたのは血ではなかったのだとしか思えなかった。
もし給食の血がこんなに美味かったなら、その後の人生も今とは全く違ったものになっていたのではないか。そんな気さえした。
「俺もこの味に感動してこの仕事始めたクチでね。そう言ってくれると嬉しいよ」
彼の話では、給食や店頭で一般的な血は、凝固抑止剤や安定剤、乳化剤のせいで味や香りが随分犠牲になっているという。また、搾りたてと違って冷蔵されているため温度が低い。本来、血は搾りたて無調整でまだ温かいところを飲むのが一番であって、大量流通には向いていないのだ、と。
血は、ストレスを与えるだけ味が落ちる。だから彼の牧場では、なるべく処女を優しく扱う。そうしてのびのび育て、血を搾る時には眠らせて、その間に行う。リラックスした処女からは、私が飲んだような極上の血が採れるのだそうだ。私はその瞬間を思い浮かべてみて、その美しさ、荘厳さに思わず天を仰いだ。告白しよう、同時に股間の一物も天を仰いでいたことを。
飲む人に優しいのではなく、血を流してくれる処女に優しい、そんな信念のあるこの牧場に対し大いに尊敬の念を抱いたものであった。
私が処女の生き血を求めて夜をさまようようになったのはそれからである。以来、背も伸びて体調もすこぶるいい。大げさではなく、人生観そのものが変わった。
まるでおとぎ話の姫君のように静かな眠りにつく、清らかな乙女の首筋から鮮血を口にするとき、私はそこにこの世の神秘、そして神の姿を見ずにはいられない。
ただ、生活が夜型になったお蔭で、日光にはすっかり弱くなったのは少し困りものである。サングラスが手放せなくなった。
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のちのタモリである。
第二回ファック文芸部杯参加作品
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「すべての男がSEX以外に考えていること」という本がすごい。
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言葉と親切は男が女に贈るギフトの中じゃ、ぶっちぎりでコストがかからないんだから。
すべてこの世は舞台、男も女もすべて役者に過ぎない。シェイクスピア
君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴の如し
7 : ペスト・コントロール・オペレーター(長野県):10/07/27 16:27 ID:VXzEcToP
俺も人を信じないけど表面上は信頼してるように見せないと色々面倒だろ
私たちは「一日に平均二回」の嘘をつく(ヴァージニア大学調べ)
建前と本音
友人友情は偶然や便宜のための付き合いやなじみ深さをいうに過ぎない
誰のことばにも耳をかせ。こちらのことはむやみに話すな。 シェークスピア
すべてこの世は舞台、男も女もすべて役者に過ぎない。シェイクスピア