はてなキーワード: 専売特許とは
まて、改変物はいつから女の専売特許になったんだ?
男は結婚する相手に、「下」の者を選びがちで、女はその逆、「上」の者を選びがちだという。
上とか下ってのは、学歴とか、収入とか、社会的地位とか、そういうもののことで。
まあそれでも最近は、女の側は、「下」の男でもいいとか、割と好みが広がっている気がするが、
男は未だ、相手の女より収入や学歴が下だと、劣等感を抱いてしまうことが多い。
ネット上でも、「相手が収入も学歴も上だったらとてもやっていけない。彼女が悪いわけじゃないけど、男としての劣等感が云々」と言う男は非常に多い。主夫だってまだまだ少ない。他人の目ってのもあるが、何より男自身のプライドが、おそらく自分をそうさせられないのだ。時折「主夫になりたいから誰か女の人養って!」といっている男もいるが、俺も冗談で言ったことはあるが、実際本当にそうなることがあったら、思いとどまってしまう気がする。ある記事では、「主夫になったものの、何か罪悪感や劣等感がしてしまって居心地が悪い」という男も実際にいた。
それは何なのか、と考えていたが、
ふと、「男は子供を産めないからじゃないのか」と思いついた。
女は、男に収入も学歴も社会的地位も負けていたとしても、さして劣等感を男よりは抱き難い。それはなぜかといえば、「産む」という能力で勝っているからだ。しかもそれは絶対に追い抜かされたりはしない絶対的な能力だ。だから、専業主婦になっても劣等感を抱き難い。仕事も何もできないとしても、子を産むことが出来るから、たいしたことはないのだ。あるいは、完全に別のフィールドとして考えられるからどうってことはない、という感覚か。ラジコンに興味ない奴は、ラジコンがうまい奴に嫉妬などしないってことだ。
一方男は、女に収入も学歴も社会的地位も負けると、何も残らない。全て負けのままだ。産むことも相手にしか出来ない。全て完全に負けてしまう。
だから、女よりも男は、収入などが相手より下回るのを避けたがるのではないか。そこで勝てないと、勝てるところがなくなる。考えてみれば少し前まで仕事自体男の専売特許のようなものであったのだから、それを女に上回れたらどうしようもないのは必然的な事だ。
いくら女が「そんなの気にしない」といっても、そういう問題じゃないのだ。
女が、自分が負けてもさして気にしないでいられるのは、それは子を産む能力がある時点で、男より絶対に一つは勝っているものがあるという確信が、根底にあるからだ。
男はそれがない。だから、勝ち取っていかなきゃならない。それなのに、それすら女に上回れたら、そりゃ劣等感で一杯になる。
女はときおり「何故気にするのか」と言うが、それは女は産む能力を持っているがゆえの余裕からいえる言葉だ。
専業主婦ならば子供を産む事によって家庭に寄与出来、「養われているだけ」感を払拭する事ができるが、専業主夫は仕事も寄与できなければ産むことも寄与できない。本当にただ「養われているだけ」という感じに、男には見える。
仕事をしていても、相手の方が収入など上回っていたら、似たようなものだ。「俺だけの寄与」がそこには無い。別に俺はいてもいなくても一緒じゃないのか、という感じになる。女は常に、産むことにより、「私だけの寄与」が出来る。
だから男は自分より収入等が下の女を好む。そうして仕事面において「俺だけの寄与」を作り出す。逆に言えばそうしないと作り出せない。
女の社会進出を嫌がる男の心理としてもこの辺にある気がする。今までは仕事は男の寄与で産むことや育てる事が女の寄与だ、としていたから男は安心できていた。しかし今まで男の寄与だった仕事に進出されてしまうと、男独自の寄与が独自のものでなくなる。ではかといって、女独自の寄与であった産むことに参戦し、女独自の寄与もなくそうとできるかといえば、そっちには男は参戦することは不可能ときた。結局、男独自の寄与だけが、だんだんとなくなっていくだけだ。それはいいとか悪いとかではなく、そもそも、自然に任せればそうなってしまう運命にある。仕事は女でも出来るが産むのは男には出来ない。だからこそ、昔は女にさせないようにして分けてきたのかもしれない。であるならば、女の寄与を軽々しく扱わず、もっと凄い物として扱うべきだったのに、そうしなかった、男の寄与=仕事はすごいけれど女の寄与=産むのは別にたいした事じゃないという価値観を押し付けて女を軽んじてきたから、当然女は反発し、ならばそのすごいほうの寄与をさせよと女が進出してくることとなった。産むことは物凄い能力であるという扱いを受けていたら、こんな風にはならなかったんじゃないのか。そして進出してきた結果、男独自の寄与だけがなくなった。女独自の寄与を軽んじていたら、男独自の寄与がなくなった。自業自得なのだろうが……。
そうした結果必死に男は「下」の女を求め続ける。
女はどちらでもいいようだが、それはどっちもできるから故の余裕なのだろう。
男が「下」を求め続けるのは、何も男のプライドが女よりも異常に高いからというわけではなく、女よりも男のほうがプライドを脅かされているからである気がする。それは誰のせいでもなく、時代の流れと、男女の決定的な差、すなわち産めるか否かという生物的な点によるものなのだろう。
元エントリ
http://anond.hatelabo.jp/20071008230240
気になった反応をまとめて。
natu3kan はてな匿名ダイアリー 説明上手は理解じゃなくて、ああそうなんだって納得させられたらOK。納得から理解につなげられるヒトと得心するだけのヒトがいるだけの話かと。抽象的な指向や概念ってのは相手のリテラシに丸投げせざるをえないし。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20071008230240
申し訳ないですが、理解していただけてるとは思えません。といいますか、ご自覚ないと思いますけど、おっしゃることが無茶です。
「納得させられたら」っていいますけど、難解な抽象概念を「納得」できるためにはどれだけの苦労が必要か少しは考えていただきたいものです。概念を理解するとは、概念の定義を覚えることではなく、「この概念は何に基づいて発想されているのか、どうしてこのような概念が提起されたのか」ということを体で納得することなのです。まともな数学屋ならだれでも、本の一行の記述がわからんために一週間ずっと苦しむような経験を何度となく重ねてきている訳です。高等数学ってのはそうやらないと身に付かないほど難しいものです。そんなものを簡単に「納得させられたら」我々商売あがったりですよ?
それなりの修行を積んで、はじめて理解できるものを「リテラシ」なんて軽い言葉で考えないでいただきたい。むしろ、こういうものを理解するために必要なものは「論理的な粘り強い思考と創造的な感性を統合する能力」とでも表現した方が適切でしょう。これは決して自慢や誇張ではありません。無論、こういう能力が純粋理論屋の専売特許だなんて主張するつもりは少しもありませんけれども。
もちろん、本文中で書いたような「子供だまし」で煙に巻くことはできますよ。でも、それで「得心」する人がいたら、その人自身が「自分の理解の甘さ」に対して甘いだけです。もし、簡単な説明で理解できる人がいたとすれば、その人が近い分野の経験を積んでいた場合に限られるでしょう。その件についてはこの記事が非常に的確ですのでご参照下さい。
思考を理論的に思考する
で、どうだろうか。
うーん、正直違和感が拭えません。というのは多分、「理論」とか「理論的に」という言葉が無定義に使われていて、あなたの言いたいことが汲み取りにくいからでしょう。それでも敢えて憶測するならば、あなたの「数学」イメージはたぶん、「メタ数学」とか「数学基礎論」とか呼ばれる分野に近いと思います。これはどちらかというと、典型的な数学屋さんよりはコンピュータ屋さんに近い商売ですね。というとあまりにも乱暴すぎる説明ですが。
いや、数学というのは抽象化のための抽象化をやっていく学問ではないんですよ。それだけは誤解しないでいただきたい。ただし、問題の本質と関係ない夾雑物を取り除いていく過程で、自然と抽象化と一般化が進んでいくんです。逆にいうと、そうやって純化された理論からイメージを膨らませる能力も要求される学問なんですよ。
http://anond.hatelabo.jp/20070829231711
知らない人だけど、
こういう感じ?
かねがね「東大卒」を専売特許的に自己同一性の中に組み入れてしまうタイプの人は、裏を返せば、一族代々皆東大・友人知人も皆東大という環境では育っていないということの証左であり、だからゆえに、その俗物性を笑ってはいけない、その人物(ならびに家族)にとっては、逆上がりができたとか乳歯が生えかわったとかいったごくアベレージのプロセス以上の意味と価値があるのだから、「軽蔑したら逆に差別になっちゃいますから」という、それはそれである種の人々はむかつくであろうPC意識が、自分の中にはある。
ブログパーツを作って公開していて、そこそこ利用者がいるのだが、こんなメールが来た。
「ブログパーツの商用利用について」
はじめまして。
xxxxxxさんが作成されたyyyyyyガジェットのことでお伺いしたいことがあり、メールをいたしました。
私は現在Web制作会社に勤務しているものですが、現在、海外の○○○○業をしている企業のホームページを制作しております。
お客様がxxxxxxさんが作成されたxxxxブログパーツ(http://xxxxxx)という要望がございましたが、利用規定などお教えいただければ幸いです。企業ホームページにブログパーツを貼り付けたい場合は、なにか事前に手続きがございますでしょうか。(または商用利用不可かもしれませんが・・・)
お忙しいところ恐縮ですが、ご返答いただければ幸いです。
zzzzzz
そういう考え方もあるのだなぁ、と思ったが、社名も氏名も書いていない。最後にあるのは差出アドレスzzzzzz@hotmail.comのzzzzzz。
返事はこう書いた。
その後は音沙汰なし。
しばらくしてこんなメールが来た。
初めましてwebデザイナーのzzと申します。
個人ではなく○○会社のサイト内にyy、yy等の情報を乗せたいのですが、その場合、法的に大丈夫でしょうか?
大変お手数ですが返答頂けると幸いです。
zzzz
社名はないが氏名は書いてある。先のメールと同じ意図であることは分かったのだが、どうも文面がおかしい。yyは別に私独自の情報でも専売特許でもない。これだけ読むと何のことか分からない。差出アドレスはフリーメールではないメールサービス。そこで、こう返した。
失礼ですが、メールの宛先をお間違えではございませんでしょうか?
送信先のメールアドレスをご確認の上、お送り直しください。
返事がきた。「大変申し訳ありません。」まずこの日本語が気に食わない。
勘違いさせてしまったら申し訳ありません。
今回○○会社のサイトを作るに当たってxxxxxxさんのシステムをお願いしたいなと思った次第です。
ただ、法的に大丈夫か少し気になったのです。
もし大丈夫そうだったらお願いしたいのですが、その際どのくらいのコストがかかるのかと思い相談しようと思ったのです。。。。
勘違いさせてしまって本当に大変申し訳ありませんでした。
zzzz
勘違いしてるのはお前だ。
しかも自分の感想だけで、この後どうしたいのかが書いていない。無視しておいた。
うざくなってきたので利用規約というか免責事項をサイトに掲載した。
それでもまた来た。
xxxxxx様
はじめまして。xxxxxx様が開発したyyyyのガジェットについておたずねいたします。
私の会社で今制作中の○○○○サイト内で利用させていただくことは可能でしょうか?○○○○の参考のために表示できればと思います。何か利用規約はありますでしょうか?
ITの分野はそれほど詳しいほうではないので、大変失礼なお願いをしているかもしれないのですが、お返事をいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
zzzzzz
担当:zzzz
今度は社名と氏名が書いてある。ぐぐっても出てこないが、ドメインは持っている。比較的丁寧な文章で、免責事項読んでくれ、とポインタを示した。
三つとも一応別人ぽいんだよねぇ。
ちょっと便利なサービスを作って使い方まで書いてウェブ上に公開してあれば、勝手に利用していいと思うのは世間一般の常識ではないのか。というか一応ウェブデザイナーならIT業界の端くれだろう。そんなリテラシーでいいのか。Googleの検索窓を付けたサイトを時折見かけるが、そういう時もGoogleにメールを出すのだろうか。まずティム・バーナーズ・リーにお伺いを立てろ。
それに、金を貰って作る法人顧客のウェブサイトで、そんな個人の作ったものを使うのはどうか。自前で作るべきだろう。機能に不備があったりサービスが勝手に停止することも覚悟して使うのならいいが、それで金を取るのはどうか。
こんなのがウェブデザイナーと称して仕事して金貰ってると思うと、情けないやら腹が立つやら。
ちなみに利用者から感想のメールをいただくこともあり、そういったメールに対しては感謝して丁寧なお礼を書くように心がけている。