はてなキーワード: バターとは
昔、卵を泡立てるときにバターも一緒に入れちゃって、「あれ、全然ツノなんて立たないぞ」って何分も格闘してたことあるよ(笑)
あと、泡立てた卵は最後に生地に加えるんだけど、しゅーしゅー音を立てながら泡がつぶれていくのはなんか悲しい。せっかく泡立てたのにぃ!って思うのに。あまり混ぜすぎないように、手早くとは思うんだけどね、ついついね。混ぜすぎちゃうんだよね。
増田もいろいろ苦労してるなあ。
あんまり意識してなかったんだけど、TBしてくれた増田の意見を見てると、やっぱり洋菓子って難しいのね。分量とかって、あまり考えたことなかった。適当にバター減らしたり、薄力粉増やしたりして遊んでた。どうりで自分でも成功例が少ないと思った。ちなみに元増田の言う「洋菓子」は一応、バターケーキを意識しちょります。クッキーとかスポンジケーキなら分量が異なってきます。
それでも失敗例は数知れず。
友人と暮らし始めて三回目の夏がやってくる。付き合いも九年目に入って、思ってたよりも二人暮らしは上手くいっている。それでも気になることは気になる。喧嘩するほどでもない。ちょっと気になるところ。そういうのを意識する度に、ああ暮らしてきた環境って全く違うものだなあと思う。
例えばコップの使い方。まとめて洗えばいいじゃん派VS使うたびに洗おうよ(というか次々に新しいの出さずになるたけ一個で済まそうぜ)派とか、ガラスのコップはできるだけ使いたくない派VS使いたいもの使えばいいじゃん派。
あるいは、洗濯物の干し方と畳み方。ハンガーの外し方。掃除の頻度と許容値。分別のこだわり。照明の色。エアコンか扇風機か。オムライスをトマトソースで作るか、ケチャップで作るか。鳥は胸肉か腿肉か。バターかマーガリンか。牛乳か低脂肪乳か。卵焼きは醤油か砂糖か。白味噌か合わせ味噌か。
……食べ物の嗜好の違い、というのは結構大きい。結婚って意外にここで躓くんじゃなかろうか。
とりあえず低脂肪乳の代わりに腿肉を、バターとマーガリンは両方買って、エアコンは私が贅沢に慣れ、洗濯物の畳み方は教育された。こうやって結婚もうまくいくんだろう。この生活が心地よすぎて、結婚できるかが心配だけども。
録音機のラッパをひびかせて、昼間の住宅街にゼリーやミルクを売りに来る牛乳やのトラックがあった。
兄弟が二人いたけど、一人で留守番してたりするときこっそりおこづかいでゼリーを買ってひとりだけこっそりおやつを食べたいなあ…とか妄想したりしていた。実際おこづかいを握りしめてトラックまでいって値段を確かめるところまではしたことある。実行したことはなかった。いわゆる「よいこ」だったから「ゼリーひとつください」が、どうしても言えなかったんだ。
そんなある日、いつものようにおこづかいを握りしめながらゼリーを眺めていると、いつもと違ってお客さんが少なかったんだろう、牛乳やのおじさんが話しかけてきたんだ。
「やあ、坊や。おつかいかい?」。
「え、ええと…」
「ゼリー」のひとことが言えなかった僕は、いっしょけんめい「おつかい」らしい品物を考えたんだ。かといってここで「牛乳」とかいったら何を悩んでいたんだ?って不審がられるだろう。そこで思いついた僕は言ってみた。
「えーっと、バ、バターはおいてないんですか?」
そういえば、このトラックのお店は乳製品をいろいろ置いているわりにバターを置いてなかった。だから、言ってから正直うまいこと言ったなと思った。バターならおつかいっぽいし、見つからなくて困ってたことにすれば不自然じゃないもんね。
でも、僕の言葉を聞いた瞬間、牛乳やのおじさんは青ざめたブルーチーズのように固まってしまった。
「バターだって?!」
「え、ええ。バターです。ば・た・あ……」
僕がそういった瞬間、おじさんは恐ろしい形相で僕の口を塞ぎ、なぜか虚空を見上げて壊れたレコードのような声で呪文のようにこう繰り返し呟いたんだ。
「スベテノ、ニンゲンカンケイハ、バタートリヒキヲ、フクンデイル。スベテノ、ニンゲンカンケイハ、バタートリヒキヲ、フクンデイル。スベテノ…」
それ以来怖くなって二度とトラックには近寄らなかった。それからしばらくして近所に大型スーパーが出来て、牛乳やのトラックのあの録音されたラッパの音を聞くこともなくなったんだ。今から15年も前の話だけど。
私は腐女子です。A様やK様が大好きで、愛しています。でも、やはり、このままでいいのかな?という気持ちは少なからずありました。A様やK様はとても素敵ですけど、やはりこの世界にはいないお方なので、温もりが恋しくなったりします。でも、中学、高校と女子校だったので男性の方とはお話する機会がなく、すぐに顔が真っ赤になって、どもってしまうので、お付き合いはおろか、お話することすらかないません。
そんな折、ネットで余り口にすることが憚られるようなページをいろいろと見ていたときに、当然私にも性欲はありますから…、あの…その…わんちゃんに体をぺろぺろされたり…あまつさえわんちゃんのおちんちんを…その…入れてしまったり…そのようなことをしている人のページに行き着いてしまったのです…初めは驚きました。そんなこと見たことも聞いたこともありませんでしたから。でも、今までいろんな…そういったページを見ていたのと、そして最後にそんなページを見てしまったせいで、ひどく興奮してしまいました。そして…その熱でどうかしていたのでしょう。私は冷蔵庫に行きバターを取り、そして部屋の隅でつまらなそうにしていた、3年前から飼っているビーグル犬のコロを呼んでしまったのです…その後のことは、恐らくご想像の通りでしょう。一言だけ言わせてもらえるならば、今まで感じたことのない温もりを感じることができました…
それから1年程。カレと私の蜜月は続きました。週に3度は求め合い、毎日のように同じ布団で寝ました。私はカレが大好きで、愛するようになりました。でも、やはり、このままでいいのかな?という気持ちは少なからずありました。温もりはありますけど、種族が違いますし、その壁は乗り越えられるにしても、10年もすればカレが死んでしまいます。それに何より、カレは私を求めてるのではなく、私のバターを求めていることに薄々気づいてしまいましたから…いえ、何もバターに限った話ではなく、カレが求めてるのは私ではなく、私の持ってくる餌やおもちゃ、バターなど。そういったものを、私が持ってくるものを、求めているんだと知って寂しく、悲しくなってしまったから…
私は人間の彼氏を作ろうと決めました。ファッション誌を読んでもちんぷんかんぷんだったので、小学6年生などを読むことから初めました。体は朝起きてジョギングすることで半年で15kg落とすことに成功しました。小学6年生の後は、徐々に自分の年代が読むファッション誌へとステップアップして、勉強し続けていったので、一応のおしゃれの知識もついており、以前のようなセンスの服を買うことはなくなりました。最初は、買い物に行くのはどこか気恥ずかしかったのでネット通販でしたが、次第に服屋さんにも行けるようになりました。美容院でも、今まで無精で腰らへんまで伸びていた髪を、ばっさりと、肩上まで、切ってもらい、そしてほんの少しですが、カラーも入れてもらいました。
そして3ヶ月後。社会人になった私は、今までの私を知っている人が誰もいない新しい環境でしたので、とても好意的に受け入れられました。今までは男性から声をかけてもらえることなどほとんどなかったのですが、今ではみんな気軽に声をかけてくれます。最初はやはり赤面してしまい、どもってしまいがちだったのですが、あがり性なんだ、と伝えても、学生の頃のように無視されたり嘲笑されたりすることなんて一切なく、そうなんだ、と暖かく受け入れてくださったので、今では拙いながらも、お話することができるようになりました。
それから私は何人かの男性とお付き合いしました。最初の彼は優しい人でした。私のことを気遣ってくれました。だから私が処女ではないことにショックを受けていたことが悲しかった…
次にお付き合いした男性はとても甘えん坊な方でした。私も甘えられるのは嫌いではなかったので家にいる間は甘え甘えられの関係でずっと一緒にいました。しかし、彼が過度に甘えるようになり、彼が求めているのは私ではなく、自分を甘えさせてくれる、無条件に肯定してくれる存在だということに気づき、別れました。
3番目の彼は堅い人で私が料理を作ると喜んでくれるので勉強して作ってあげ、部屋を掃除してあげると喜ぶので一生懸命頑張りました。しかし、付き合うにつれ彼は私に家庭的な側面を求めているだけということに気づき、別れました。
3人の方とお付き合いしてわかったことは、たった3人と思われるかもしれませんが私にはとても大きい3人です、皆さんコロと同じく、私ではなく私のバターを、処女を、肯定してくれる存在を、家庭を守ってくれる女性を、求めていたということです。もちろん私も、私の何かではなく私自身を求めてくれる存在を、求めていたのですから人のことは言えませんが…
それから私はまた腐女子に戻りました。人を役割として分解して考えるのならば元よりそこに私はいるはずがないと、今更ですが、気づきましたので。それならば、私が求めていたものが存在しないのならば、そして温もりや常識とされるもの、単なる熱源と幻想にすがる必要はないと思えるのならば、2次元でも同じ、いや、2次元の方が上ですらあるんじゃないかと、少なくとも私には思えましたから。そして私は心の底から言うのです。
私は腐女子です。A様やK様が大好きで、愛しています。
ありがとうございます。私のバターと言いたいだけでありましたので(笑)、そこまで考えが及びませんでした。頭3音、頭4音なども初めて知りまして、とても勉強になりました。本当にありがとうございました。