はてなキーワード: 語源とは
やぁみんな、元気?
今日僕は、15歳のころからずっと探し求めてたモノについに出会ったんだ。
あんまり嬉しかったから、ここでそれについて軽く報告させてもらうよ。
さて、僕がずっと探し求めてたモノ。それって一体なんだと思う?
勘のいい人なら題名を見た瞬間にピンと来ただろうね。
今日の午後の話だよ。
そうだね、あれは確かランチを食べた後だったから、1時かそのくらいだったと思う。
いつも通りその約30分後に便意を感じ、
けど、そこで僕が対面したウンコは決して「いつも通り」なんて言葉じゃ片付けられないシロモノだったんだ。
完璧だったのさ。
何がって?
ウンコだよ。
ウンコがだよ。
あまりに完璧すぎたから僕、思わず半ケツでつぶやいちゃったよ。
「パーフェクト・・」ってね。
それは実際、ネスカフェのメグ・ライアンもびっくりするくらいのパーフェクトっぷりだった。
その瞬間確かに僕は感じたんだ。
いつも見慣れた薄汚い灰色の密閉空間が、朝日が燦燦とさしこみカーテンが朝の爽やかな風に揺れる
あのリビングへと一瞬で様変わりするのを。
さて、あまりに興奮してたからかな、ここまで一息で書いちゃったんだけど、今読み返してみたら、
上の文章がいくらか読者のみんなに対して不親切だったかなという感が否めない。
というのも、みんなと「完璧なウンコ」という概念についてコンセンサスを築くことが出来ているのかどうか、
確認することを怠っていたからだ。
そこで以下では、みんなに僕がどれだけ興奮したかをもっとよくわかってもらうためにも、
僕がここで「完璧なウンコ」と呼ぶものが一体どのようなウンコを指すのかを簡単に説明しておきたいと思う。
この概念を一番最初に提唱したのは、イタリアの哲学者、フンバルト・エーコだ。
みんなも名前くらいは聞いたことがあるだろう。
彼は記号論の分野で世界的な名声を得ているんだけど、同時に小説家としての顔も持っていて、
多くの人はむしろ彼を哲学者ではなく小説家として認識しているかもしれない。
処女作「ウンコの名前」は世界24カ国で大ベストセラーになって(当然日本でもだ)、
ハリウッドで映画化もされたし、なんと主演のショウン・コネリーはアカデミー賞までとってる。
そしてその彼が初めて「完璧なウンコ」について言及したのが、第2作「フーコーのウンコ」だ。
彼はその中で、こう語っている。
「世の中には二種類のウンコしかない。すなわち、完璧なウンコとそれ以外のウンコだ。ここで私がいう完璧とは必ずしも形而上学的な意味ではなく、ただ単純に、ウンコがいかにウンコらしくあるかという意味での完全性のことを指す。(中略)そして、ウンコがこのように自同律的であるためにはいくつかの条件を満たしている必要がある。臭気、色艶、フォーマット、コンテクスト、訴求力、含有物。これらがウンコが完璧であるための必要条件となることは言うまでもないだろう。だが実はこれらはあくまでも前提にすぎない。真に重要な条件はその先にある。そしてそれが限りなく実現不可能に近いために世の中のほとんどすべてのウンコは完璧となることができないのだ。その条件とは、『肛門にまったくその残骸を残さない』ということだ。そう、完璧なウンコとはそれだけで自己完結しているウンコのことを指すのである。」
ごめんよ、少し引用が長くなってしまったね。
全文引用するのが無理だったから、ちょっとわかりづらい文章になってしまってるかもしれない。
理解できなかった人のために、一応僕が簡単に補足説明しておこう。
エーコがここで言ってる「完璧なウンコ」っていうのは、まず第一に、ニオイも色艶も形もウンコらしくなきゃいけない。
普通の人は完璧なウンコって言ったら無味無臭で誰にも迷惑をかけない、そんなウンコのことを指すのかななんて
想像するだろうけど、エーコの主張はそれとはまったく違うものなんだ。
おもしろいよね。
ウンコが完璧であるためには、一目でそれとわかるような形であり、色艶であり、鼻から一息吸い込んだだけで
それがウンコであると理解できるようなニオイも持ってなきゃいけない。
エーコはこう言ってるんだ。
「コンテクスト」っていうのは、果たしてそれがどのような場面でなされたウンコかっていうような意味だと思う。
エーコ曰く、完璧なウンコはある程度の緊張感が隣り合わせとなっている場面でなされなければならないらしい。
これについては、今回僕が中略した箇所で詳しく述べられてるんだけど、これを説明してたらあと1000文字は
くだらないだろうから、ここでは遠慮させてもらうよ。
「訴求力」っていうのは、ウンコがどれだけその行為者の心を動かすことが出来るかっていう意味だ。
実は彼、「完璧なウンコというものはその行為者がそれを食べてしまいたいと思わせるほどに魅力的でなくてはならない」
とまで言ってるんだけど、ちょっとこれは変態っぽいからさすがに省略したよ。
けど彼が言いたいこと、なんとなくわかるだろ?
もう見るからにウンコで、ニオイもウンコでしかないんだけど、なぜか、「おいしそうだな、ちょっとかじってみようかな」
「含有物」については説明する必要はないだろう。
ニンジンやコーンのことだ。
そして彼が言う、最終にして最大、最重要の条件が、肛門に一切残骸を残さないということ。
これはつまり、ウンコをしたあとにトイレットペーパーでお尻を拭いても、そこに何もつかないってことを意味している。
確かにウンコをしたはずなのに、菊門にはそれが存在していたような形跡がまったくない。
(余談だけど、昔の人はこれを「紙隠し」って呼んだらしい。そう、これが神隠しの語源さ。)
今まで一度でもウンコをしたことがある人なら、これがどんなに難しいことか、容易に想像がつくだろうと思う。
だからこそ、エーコはこんな本を書いてしまうほどに、完璧なウンコというものに魅了されたんだろうね。
さて、ずいぶん長くなってしまったね。
何はともあれ、僕がどれだけ興奮しているかはわかってもらえたんじゃないだろうか。
だって15歳のころからだよ?
15歳のころから、僕はずっと完璧なウンコに出会いたくて仕方なかったんだ。
ちなみに、僕が完璧なウンコの存在を知ったのは、東野幸治がテレビ番組でそれについて喋っていたからだ。
彼には感謝しなくてはいけないね。
僕にこんな素晴らしい体験をさせてくれたんだから。
ケータイ風小説…誰かをこんな風に茶化すのが好きなのか、誰かを茶化しでもしないとやってられないほどつらい人生なのかは知らんが、d:id:tamusinよ、キーワードはお前の作品を発表する場所じゃないから。それ、ウィットの効いた楽しい冗談でもないから。
俺は、d:id:tamusinではないけれど、なんか誤解しているのでちょっとフォローしよう。(あなたが納得するかはともかくとして)
件の小説もどきは、2chの有名なコピペで、一緒に書いてある痛い単語の羅列のコピペと共に「スイーツ(笑)」の語源になっている。(ググれば分かる)
だから載せるべきかは分からないけど、一応。
追記:ありゃ、かぶった。
もし本当にそうだとして、何か不都合があるのならば対策を講じるべきだろうが、とくに困るようなことが起こるのでなければ別に心配する必要はないのではないか。
「無能」呼ばわりされるのが嫌だ、というのなら、それは語源を考慮した上で、気にしないことだ。私も3ヶ月で慣れたよ。
http://anond.hatelabo.jp/20070914151443
秦の2代皇帝・胡亥の時代に権力をふるった宦官・趙高が、あるとき皇帝に「これは馬でございます」と言って鹿を献じた。
皇帝は驚いて「これは鹿ではないか?」と尋ねたが、群臣たちは趙高の権勢を恐れてみな皇帝に鹿を指して馬だと言った、という『史記』にある故事からくるとする説。
「馬鹿者」の初期の意味である「狼藉をはたらく者」の意に近い。
ただし、漢語では馬鹿は「バロク」としか発音せず、「バカ」と読むのは重箱読みであるという根本的な問題をかかえている。
(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cb%a8%a4%a8 に一例が書かれているが)
意味も変わってきているからなあ
オタクの間でも人によって使い方はまちまち。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%81
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4
語源は諸説色々って感じだが、Hという単語(ローマ字としてのHではなく)がうまれた時点から意味としては然程違いが無いから使い方が不適切というわけでもないと思う。
まぁ本来の使い方と違ってくる言葉なんて多いし、意味を伝えるための道具としての「言葉」を考えれば意味が伝わってれば間違った使い方ってのもないんじゃないかなぁと。
これまた微妙な。
以上が日本の一般的現状で、どちらも厳密な定義やレシピがあるわけではないので、お店によりバラツキがあると思う。
さらに、語源となってる用語はカクテルの分類名であって、カクテル名に含まれる事が少ないっていう事情もある。
ということで、○○サワーってのは、実際はフィズにあたると思う。
そんな事より増田よ、ちょいと聞いてくれよ。流れとあんま関係ないけどさ。
そしたらなんか一言コーナーがめちゃくちゃいっぱい貼られてるんです。
で、よく見たらなんか質問のところに、
「チョココロネはどちらが頭ですか?またどちらから食べたらいいですか?」
とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、チョココロネ如きで普段書かない一言書いてんじゃねーよ、ボケが。
なんかあきらさまと白石みのるの絵を描いてる奴とかもいるし。
イラスト付きで一言か。おめでてーな。
「『らき☆すた』EDテーマ集 -ある日のカラオケボックス-を入荷してください」
とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、こなたさんおすすめのチョココロネやるから東大生協行けと。
一言コーナーってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
用紙2枚使ってグチグチ言ってる奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
「申し訳ありませんでした」と謝られるか
「ご理解ください」と遠まわしになじられるか、
そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと掲載されたかと思ったら、隣の奴が、
東大生協では『発注方法がわからない』と言われたそうなので、
とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、コミケのカタログなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、コミケのカタログを入荷してください、だ。
問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
一言通の俺から言わせてもらえば今、一言コーナーでの最新流行はやっぱり、
牛トロ丼、これだね。
牛トロ丼を復活してください。これが通の頼み方。
牛トロ丼ってのは冷凍牛ミンチが多めに入ってる。そん代わり値段が高め。これ。
で、それのLサイズにタレ二皿。これ最強。
文句でも言ってなさいってこった。
ちなみに、各回答はこんなんでした。
わざわざ語源まで調べてくださってお疲れ様でした。
ファストフードのファストはBreakfastのfastだ(だから「早い」という意味ではない)なんて言ってるけど、実は、ほんとうのほんとうはファストでもファーストでもなく、ファウストフードだった。
つまり、錬金術のような化学調味料てんこもり、黒魔術のような得体の知れない原料、知らぬうちに命を蝕む、そんな悲劇の食べ物、ということで、「ファウストの食糧」。もちろんそんなイメージの悪い言葉を業界関係者が好んで使うはずもなく、いつの間にか語源がうまいことすり替えられてしまった。恐るべし、マクダーナル。
だから実際はそこまで遡ってしまうならば、長音記号が入ろうが入るまいがどっちでもいいということになるのだが、世の中そうでもないよね。でも仕方ないよね。
http://anond.hatelabo.jp/20070609215144
ついでに言っておくと、「スローフード」もほんとうのほんとうは「ローフード」(生食)の誤用から広まった。恐るべし、ロハス。このへんの詳しい話はまたの機会に。