「耳をすませば」を含む日記 RSS

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2008-02-21

今年はもう「耳をすませば」を観ても何も思わないような気がする。

クリスマスバレンタインも「どうでもいいやー(というか、その時期はM-1とかR-1が気になってそれどころじゃない)」って感じになってきた。

前みたくいちいちギャー!幸せな奴ら死ねばいいのに!とか喪男には過ごしにくい季節だアピールとかもする気もしなくなったというか。

こうやって人は成長するんだなと思った(違います)。

2007-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20070726205149

さんざん既出の指摘だろうけど、アニメの「聖地巡礼」はかなり昔からある問題。あまりヲタっぽくない所で例を挙げれば、ジブリの「耳をすませば」なんかでも聖地巡礼問題は発生してる。というわけで、自称良識ある古参ヲタ聖地巡礼してる馬鹿を叩くのは別に同属嫌悪でも後だしジャンケンでもなんでもない。

らき☆すたには所謂にわかファンが多いから問題&話題になってるのかな、と分析。この見方もどっかで既出かな。

勿論、ドラマでも「聖地巡礼」はあるんだが、ドラマの場合ロケで人が大挙してくるから、住人側に心の準備ができている。しかも、来る奴らもチェックのシャツにリュックキモヲタじゃないしね。常識の無さは大差ないが。

2007-06-18

『きんぎょ注意報』……それと自分が読んできた少女漫画について。

anond:20070613193035

 ごめんまたオタクな話だけど語らせてね。ちなみに元増田です。まずね、少女マンガについて語る前に、いいたいことを書いておきます。オタクってのは「自分の好きな分野に関して語りたくて語りたくてたまらない病」ってのがあると思うんです。もしも自分が大学にでも通ってオタクサークルで日夜少女マンガやらアニメについて語っていたらこんなにも増田で語りたい欲望というのは強くならなかったと思う。自分には語る場所がないから仕方がないから(?)増田で語っているわけです。

 さて、少女マンガについて数多くの方からの意見をいただいたわけですが、どのマンガにも興味が向いてしまって、どれから読もうか迷っています。とりあえず今は金欠なのでブックオフの100円コーナーにある本を中心に読んでいきたいと思っております(マンガ業界貢献しない「くずオタ」とはまさにワタクシのことでございます)

 そういえば昔、きんぎょ注意報ってアニメがあったよな(あの「ねんがらねんじゅうはればれっ!」ってところが頭の中を反響しています)、って思い出してマンガを探してみました。いやー、新装版が出ているはずなのにジュンク堂にすらない。だからやっぱりブックオフの100円コーナーで発見したものを購入しました。読んでみると……おもしろい!とにかくコミカルな表現に飛んでいて、男性の読むギャグマンガとはまた違った形のユーモアがうまく表現されていると思いましたね。実を言うとまだ一巻までしか読んでいないので、これから先ギャグ一辺倒で進むのか、それとも恋の話もおりまぜているのか、とかいろいろと気になります。アニメ記憶はすでに風化してしまってよく覚えていませんから、この機会にアニメも見返してみようかな、なんてことを思っています(ちなみに『姫ちゃんのリボン』もアニメをみてみようと思って近所のレンタルショップにいったんですけど、よく考えたら自分、アニメとか映画とかCDとかまったく観ない(聞かない)から、会員カードをつくってなかったんです。それでちょっとやる気がなくなってきて、まだみてませんけど、姫ちゃんのリボンってアニメおもしろいですか。かなりの話数があるので、ちょっとずつ観ていこうと思っています)。それと柊あおい耳をすませば』も読んでみました。いやー、こういう王道少女マンガ大好き。話も暗くなりすぎず、何と行っても主人公読書好き、ってのがたまらなく、いい。自分も中学時代は江戸川乱歩少年探偵シリーズやら新本格推理小説やら『フォーチュンクエスト』なんかのライトノベルやら、とにかく読み漁っていました。もちろん高校受験期に入ってもその勢いはとどまることを知らず、結局年明けて、入試の直前まで本を読んでいたような気がします。本好きの人は是非、耳をすませばを読んでほしいと思います。自分が思うに『耳をすませば』を観て軽い鬱になるいわゆる喪男の人は(自分も喪男ですが、特に鬱にはなりません)、少女マンガを読みなれていないから、だと思います。『耳をすませば』をフィクションとしてとらえられないというか……いや、それにしてもあの作品はジブリがつくっただけあって非常に完成度が高い。金欠ですけどDVDがほしくてたまりません。

 ちなみに自分はよしながふみさんのマンガは読んだことがあります。『西洋骨董洋菓子店』ってのがはじめてだったかなー。彼女はとにかく人間を描くのが上手。おかしみのある表現を織り交ぜつつ、感動する人間ドラマを描ききる彼女の画力に感嘆しました。それとエッセイマンガ『愛がなくても喰ってゆけます』ってのもおもしろかった。自分はエッセイマンガといえば吾妻ひでおさんの『失踪日記』が大好きなのですが、この『愛がなくても??』もそれに劣らずおもしろかった。ただ作者が男友達などと飯を食いに行く、ってだけのマンガなのですが、『西洋骨董??』とはまた違った魅力にあふれています。それと西炯子さんのSTAYシリーズ。個人的にはこのマンガ少女漫画王道を上手に踏襲していて、完成度が非常に高い少女マンガだと思っているのですが、それは自分の「読み」がまだ足りないのでしょうか。個性あふれる少女たちの恋物語は男の自分でさえも見ていて中学生の時のあの甘酸っぱい記憶を刺激されるようでドキドキしてきます。それにしても西炯子さんの『ひとりで生きるモン!』って4コママンガをみたときには驚いた。あんな、少女漫画的空間を作り上げている人がこんなに毒のある4コママンガを描けるとは思ってもいませんでした。

 今回は特に増田に「おすすめ少女マンガおしえてー」とかそういうことはないんですけど、みなさんも少女マンガについて思うことがあれば語ってほしいな、なーんて。憶測でものをいって申し訳ないんですけど、増田にはオタクがいっぱいいる!……と思っています。自分の好きなことについて語ることのできる、このすばらしい空間を増田民同士で共有し、さらなる「語り」の快楽へとみなさんが導かれることを願っております。ブックマークコメントとかトラックバックとかで語ることもできるんだけど、増田とか自分のダイアリーで自分の思いを吐き出すことはそれらとはまた違った魅力があると思います。ブックマークコメントトラックバック2chと同じように、人の意見に自分の意見をかぶせられる楽しさがあるのですが、伝えられる情報量が多くてきっとオタクの人は「もっとコイツに反論したいんだよ!俺の話を聞いてくれ??」ってな情報になるんでしょうか。最後はよく分からん話になりましたが、これからも少女マンガを読んでいこうと思います。いやー、それにしても『きんぎょ注意報』は絵もかわいいし、話もおもしろいし、いいマンガだぁ。

PS.今回も長文になってごめんなさい。なんで自分はこんなことを増田で書くのかといえば、増田は打てば響くからです。自分の個人的な日記では反応量というものに限界があって、さみしいからです。基本的に自分は読んでて人が楽しめる文章をかけないので自分のダイアリーには人がこないのです。そして自分は人の反応がほしい。こういう事情があって、こんな駄文悪文を増田にぶちまけてしまうのです。許してくださいm(_ _)m

2007-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20070601004600

電脳時代の『耳をすませば』ですね!!!

ってこのネタどっかで見たことあるぞ

2007-04-23

甘酸っぱい話に弱いすべての20代男性

間違ってもプロポーズ大作戦は見ないほうがいい。

こんなに落ち込むドラマは初めてだ。

思えば俺たちの世代は野島伸司ドラマからこういう類の話に晒されきた。野島伸司小学生ぐらいの頃か。この頃はまだ馬鹿だからいい。

耳をすませばとかも、ガキが何言ってんだ、ヴァイオリン?はぁ?って感じでやや強引に突っぱねる事が出来たし、あれは大人が見て落ち込むもんだから当時小学生ぐらいの奴には関係のない話さ。

エヴァはご愛嬌。あれにいくらハマッたってちゃんと戻ってこれる。時間が解決してくれるんだ。もう十年前だろ?あれにはみんなやられたし、みんな一緒にちゃんと恥ずかしい思いもして一つ大人になった。通過儀礼みたいなものさ。

最終兵器彼女だって新海誠だってラノベだってハルヒだって、セカイ系だろ(笑)?みたいな斜に構えた態度クールに受け流せたはずだ。

最近で一番危なかったのは野ブタを見たときだけど、あれは人間関係メタ化とか、アンチ世界系とか色々とメタファーがあって、その上で落ち込めたからさ、よかったよ。メタファーによって、ああいう友達が欲しいとか根暗な堀北萌えとかっていう、単純だけど根が深い落ち込む要素を曖昧にしてくれたし、脚本の志に共感してるからとか自分の中で言い訳しながら、見れるんだからすごい親切。

んでこのドラマなんだけどさ、みんなが思っている「学生時代に戻りたい」っていう思いをメタファーなんて糞食らえって勢いで、かなり直接的に描写しまくってる。だってストーリー自体がさ、「高校生(時期はモンゴル800が死ぬほど流行っていた時)の頃にタイムスリップして、幼馴染と結婚するために頑張る」って話でその幼馴染が長澤まさみですよ。オブラートに包んでくれよ、こちとら今参ってるんだ。

アイドルドラマってのはピンチランナーみたいな駄作を作るか、相米慎二とかみたいにさ、物語を捻って作家性を出した上で作るのが礼儀だろ。混じりっけなしのマジモノ作ってどうするんだ。

ドラマの内容はあえて詳しく書かない。この文章を呼んで「痛い奴」とか「中二病乙」とか思った人はドラマを見ればいいさ。

けど少しでも共感してくれる奴がいるなら、心の底からアドバイス

マジで見るな!

2007-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20070328083127

10才でレイプ

例のアレ

小3くらいから付き合ってるプラトニックカップルが離れ離れになって13歳のときに男が女に会いに行くとか、

秒速5センチメートル

小6のとき全国ネット級の美人女の子に急に告られて、灯台に花火を横から見に行くのを断って駆け落ち未遂するとか、

わからん。

中3のときただの友達以下の関係の男の部屋でそいつの完璧バイオリンに合わせて歌っちゃってしかも大人がやってきて演奏を始めちゃうとか

耳をすませば

2007-02-25

[]「秒速5センチメートル」第一話「桜花抄」

これはやばい。

「『耳をすませば』を観ると鬱になる」という話があるが、私にとってこれはそれに匹敵する、あるいはそれ以上の衝撃を与えてくれる。

耳をすませば」の場合、鬱になる(私の場合はむしろ「ははは、私の青春、私の人生なんて!」と逆に躁になることが多いが)要因はそのリアリティにあった。公団住宅の一室をベッドで区切り姉妹で分かち合うなどという、少女漫画では決してなしえないリアリティ(私も実際ベッドで部屋を区切り兄弟と共有していた)。それがゆえに思わず自分の青春と重ね合わせてしまい、そして絶望に陥るのである。

そして、「桜花抄」の場合、リアリティを生み出すのは鉄道である。時刻表、案内板、プラットホーム電車車両。新海氏特有の光源過多、反射過多で描かれたそれらが、青春18きっぷを使い田舎から東京観光に出かけたこともある私に、郷愁にも似た感情を覚えさせる。

さらに、この2作品の共通点として、時代は90年代半ば、主人公中学生ということが挙げられる。すなわち、携帯電話が登場しないのである。実際私が中高生のときも携帯電話などなかった。一部持っている人もいたが少なくとも私は違った。現在中高生を描くに当たって携帯電話は必須のアイテムであり、持たないとすれば何らかの理由付けが必要であろう。事実最近私が見たアニメでこれはと思うものは、携帯電話を主要なアイテムとしてうまく使いこなしていた。

だが、それでは私の青春時代とは前提が異なってしまう。新海氏は時代をずらすことでこの問題を解消し、大人にとっての青春時代と同じ設定で物語を紡ぎだしたのである。私はこれに気づいたとき、思わず「やりやがったな新海!」と叫んでしまった。ここまでやられては、のめりこめないというほうがおかしい。

続編2作でどのような展開になるかはわからないが、鬱物を求める人々にとって、「秒速5センチメートル」はこの第一話だけでも一見の価値があると信じてやまない。

追記

私が、あるいは「耳をすませば」よりも「桜花抄」にリアリティを感じる一番の理由は、自分にも似たような体験があるからである。もちろんそれは作中のように甘美なものではなく、苦いのか酸っぱいのかもわからない過ちだらけの代物ではあるが、それでも私はその思い出を捨て去ることができずに生きている。だからこそ、このような話は私にとって決して浮世離れしたものではなく、むしろ胸を締め付けるいばらとなりうるのである。

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