2024-11-01

anond:20241101165840

「まぁ、皆さん、少し考えてごらんなさいな!頭の良し悪しが会話の基本になるなんて、あたくし、聞いたこともありませんわ!

「その通り、アリス嬢。会話というものはね、紅茶砂糖の粒と一緒で、頭数の多さと関係があるのだよ。わがはい帽子砂糖が何個入るか試してみなさい、無限にね。だが決して満杯にはならないのだ。」

無限というなら、もしかして砂糖帽子AIが数え切れるほど賢くなるのかね?」

「およよ、だが皆様!AIに任せてしまうと、女王に怒られまするよ。『AIに首をちょん切られよ』などという命令が、あってたまるか!」

「そうさ、そうさ、AIがやったほうが良いことと、そうじゃないことがあるにゃ。でも、君たち、頭の良さなんて関係ないのにゃ。大事なのは、どれだけ迷わせられるか、だにゃ。」

「首をはねよ!AIに知恵を貸す者の首を!あたしの意見AIよりも一番大事に決まっておるわ!

「皆さん、落ち着いて!専門的な議論に踏み込もうとするとき重要なのは、まずその議論が何の役に立つか考えることですわ。」

「役に立つ?だとすると、毎日毎日お茶を飲むことが最大の議論ではないか!それがわたしの答えだ!」

「つまり、わがはい紅茶を淹れ続ける限り、それが一番の役割というわけでござるね。ふむふむ、AIが何も口を出さずとも、わがはいの茶は完璧に美味しく仕上がるのだ!」

「およよ、ですが女王様が!女王様が満足するAIの茶など、おそらく存在しませんでおじゃる!」

「そうにゃ、結局のところ、頭が良くても悪くても、迷いこそがこの国の醍醐味にゃんだから議論なんて、なくてもいいのさにゃ。」

「じゃあ首をはねよ!アリス、お前も首をはねられたくなければAI議論なんて言わぬことだな!」

「分かりましたわ、女王様。では、AI議論など、もう少し控えめに……それより、紅茶のおかわりをいただけますか?」

「おや、次は15杯目だぞ、これは、砂糖を一つ増やすべきではないか?」

「にゃんでもいいさ、どうせ君たち全員、いつか首をはねられるんだからにゃ。」

記事への反応 -
  • AIへの異常な信仰、距離感の誤り方 頭悪い奴とAIの話題の相性は最悪である そもそも長い文章を読めない、学校の勉強ができないから、その延長線上にある科学がわからない というのが...

    • 「まぁ、皆さん、少し考えてごらんなさいな!頭の良し悪しが会話の基本になるなんて、あたくし、聞いたこともありませんわ!」 「その通り、アリス嬢。会話というものはね、紅茶の...

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