初婚の年齢があがっているのはわかるし、いいことだと思うのだけど、30代で未婚の女性はもれなくプライドが高い。増田も31歳で結婚したので、あまり他人のことをとやかく言えるわけではないのだけど、同世代で未婚の友たちが年々先鋭化していって、軽く怖い。
彼女たちの言い分は、たいてい「自分は稼いでいる」「自分は外見もいい」など。そしてそこに透けて見える「自分はイイ女である」という自負だ。それぞれ別の人になるけど、「好きな男が手を出してこない、なんでだ?」とか「マチアプに頼るほど飢えてない(笑)」とか言う。「こういう口説き方をする男はダメ」とケチをつけたりもするし、要するに基本的に「上から目線」なのだ。
きっと「自分はイイ女」のあとには「なぜ結婚できないんだろう」という問いが隠れているんだろう。増田も結婚する前は「どうして私は結婚までたどり着けないんだろう」と思っていたから気持ちはわかる。でも口説かれないなら脈なしってことだと思うし、なんなら自分から「好き」と言えばよいのでは?と思うけど、本当に何もしない。ひたすら待っている。自分はイイ女だから。アドバイスしてみても「増田はいいよね〜結婚してるから」と返されることもあって、そうすると何も言ってやれなくなる。低い自己肯定感を、高いプライドで補っているんだろう。
何歳でも結婚してもいいと思うけど、出産に関してはタイムリミットが見えてきているから焦りもあるのかもしれない。でも、やっぱり「自分はイイ女である」というプライドが強ければ強いほど、結婚からは遠のいて行くと思う。なんか怖いから。