2024-10-16

少子化は今の50歳の世代で底を打ち回復傾向。少子化でも谷底氷河期

世代が作った子供の数を知りたいと思ったので、計算してみた。

下表の「36歳」の「70」は、現在36歳の世代には1人当たり0.70人の子供がいることを示している。

夫婦で考えるなら、この2倍。

計算の詳細は、後述。

 

年齢 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75
子供 70 70 70 70 70 70 69 69 68 67 65 62 61 59 58 58 59 61 63 65 69 71 73 76 78 78 80 82 84 87 89 91 93 94 92 91 88 85 83 83

 

少子化の底は信頼の氷河期、50歳の0.5797人。

逆に言えば、その後の出生率は一貫して改善している。

36歳から45歳まで表の数値は横ばいだが、下の年齢ほど調査後も子供が増える可能性が高まるので、この部分も改善傾向とみなして良い。

(「36歳からではたいして増えない」と思うかもしれないが、計算の都合上4年のずれがあって上の表では32歳時点での子供の数になっており、ここから33歳以降に産む分だけ数値が増える。)

 

このくらいのデータは当然役人も見ているはずなので、少子化で騒いでるのは少子化にかこつけた政策を推進したいやつらのポジショントークだと思う。

 

 

計算方法

データの出典は、2020年国勢調査

出産年齢の平均は30歳とのことなので、各年齢の-30歳±2歳の範囲の人数をその年齢の「子供」の範囲とし、「子供」の人数を「親」の人数で割った。(そのため、今より低年齢で子供を産んだ高齢世代については、ここでの計算は当てはまりが悪い。)

±2歳の分だけ重複が出るので、正規化

数値を見やすくするため、100倍して3桁めで四捨五入した。

年齢は、出典が2020年調査なので4歳増やした(ので、実際にはここでの数値から4年分子供が増えているはずだが、反映されていない)。

  • 36歳から45歳まで表の数値は横ばいだが、下の年齢ほど調査後も子供が増える可能性が高まるので、この部分も改善傾向とみなして良い。

  • 30代後半の出生数って割とでかいので(全体の3割くらいだったはず) その説が正しいならかなり改善してる事になるが、ほんとか? なんかどっかで計算ミスとかしてない?

    • 「計算方法」に書いた通りで、たいしたことはしていないので、その限りでは間違いは無いと思う。 データの解釈の間違いとかはあり得ると思うので、指摘がもらえたら随時修正する。 ...

      • 根本的な間違いを指摘しておくと 君が平均30歳って言ってるのは多分「第一子誕生時の母親の平均年齢」だろ

記事への反応(ブックマークコメント)

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