2024-10-14

きっと私は人を殺してしまうだろう

いつから死にたいと思うようになっただろうか。小学生の時には口をついて出ていたような気がする。

前回の自殺は友人に止められた。なぜ止めたのだろう、なぜ止めてくれたのだろう。「あなたがいなくなると悲しいから」そう言った彼女は翌日家に来てメンクリの予約を私に取らせた。とてもわがままな子だった。私はあり得る可能性を先生客観的に話したつもりだったが、時間解決するかもねと一番弱い薬を処方した。私に必要なのは処方薬ではないことだけはわかっていた。

寝れないと言って貰った睡眠薬は翌日の眠気に耐えられず全て溜めている。

ODで死なないことも知っていた。多くの人間を見た。救急先生面白半分で胃洗浄に用いる活性炭をかき混ぜさせたことがある。私はODで運ばれた患者さんを哀れに思っていた。私なら確実に死ね方法を教えられるのに、この病院には確実に人を殺せる薬がいっぱいあるのに。ICUにいる患者さんのもとへ行って、方法はいくらでもあると教えてあげたくなった。生かされなくていい自由私たちにはあるのではないか

私が一人前の医師になったら、きっと独立して、死にたい人を楽に死なせてあげたい。

  • 君は人の命を随分高く見積もっているんだね。 現代の人間社会では褒められた価値観だが、本心でそんなことを思っていたら気が滅入るよ。 生活をしていれば命を奪うよりもキツイこと...

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