なんであれ男女比が等しい方が望ましい、ということであれば元増田の理論もわかる。
そうすると、保育士や助産師や自衛隊員などには早急にクォータ制を設けるべきである、となるだろう。
「男女比が等しい方が社会全体に資する」という前提が必要である。たとえば、出産をするのが女性ばかりである、という前提を考えると助産師には女性が多い方が望ましい。
つまり、なんでもクォータ制がいいというわけではないし、クォータ制が「暫定」であるというもの大きな勘違いである。
元女子高に入学したかった女子が性別により入学できないのは、当人からしてみれば明らかに不利益な取り扱いをされており、これが許されるのは「元女子高の男女比が等しい方が社会全体に資する」と考えられるときだけである。
もっといえば、高校入試の成績が悪かったから、という理由で入学できないことについても明らかに当人にとっては不利益な扱いである。これが許されるのは「頭がいい奴に教育を施した方が社会全体に資する」とみなが考えているからである。
はたして、これは自明だろうか?
🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ❗️❗️!!」