事件前日、喧嘩の仲裁に入った女性従業員が負傷した際、上司は女性従業員に対し、警察へ行き被害届を出すよう促したといいます。その背景には、この暴力沙汰を懲戒解雇の決定的理由にしたい会社側の思惑があったと囁かれています。
女性従業員は警察署を訪れ相談したとされていますが、手が当たったのは故意でなかったこと、普段から受刑者と関係が悪くなかったことなどから被害届は出さなかったといいます。
遺族側は、受刑者を解雇したいと考えていた上司が、女性従業員が自らすすんで警察に相談したかのような印象を与える言い方で解雇を通告し、これが受刑者の逆恨みを招いたと主張。上司の言動が受刑者の逆恨みを招いたにもかかわらず、会社側が女性の安全を保障する注意義務を怠ったと指摘しています。
この上司どうなったんだろう