2024-07-25

anond:20240725104755

セミ熱中症のような症状になる

 次に、奈良県橿原市にある昆虫友の会の宮武頼夫会長に話を聞きました。セミの鳴く時間帯は気温と関係があるのかという質問に宮武さんは「セミは朝から鳴いているので昼になると休息を取り、夕方になるとまた鳴きだす。このタイミングにまさに気温がかかわっている」と答えてくれました。

 また、特に大阪に多いのは大きな音を出して鳴くクマゼミで、気温が高い場所を好むそうです。30度ぐらいになるとよく鳴くそうで、暑いときセミが鳴くという印象が一般的に強いのかもしれません。

 ところが、気温が高すぎてもよくないようです。宮武さんは、「クマゼミは35度前後になるとあまり鳴かなくなる。雨の日など気温の低い時もあまり鳴かない」と話してくれました。

 35度前後の日が続いてしまうと、セミ人間と同じようにエネルギーが足りなくなったり、暑さに耐えられなくなったりし、危険状態になるそうです。いくら暑さに強いセミでも35度を超えると極端に活動が鈍ってしまます。宮武さんによると、これは人間でいう熱中症のようなものだとおっしゃっていました。




かに、地面が少ないというのもあるだろう

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