一応映画の詳しい内容には触れないでおくけど
あの作品、真面目にやってきたクリエイターはけっこう食らうんだと思う
それは作者の力量や着想や技術、つまり作品の持つパワーにあてられるってのもあるんだけど、
同時に純粋に話の筋として創作者の傲慢さ、未熟さ、かつて持っていたはずの情熱、報われなさ、みたいなものを扱ってるから、一般人よりもちゃんとやってきたクリエイターがより食らうんだよね
もちろんそれを作品として描いているわけだから不可分ではあるんだけど、実質的にはダブルパンチを貰ってる形になってるっぽい
作品のパワーで殴られた衝撃と、心の柔らかいところを突かれた衝撃との違いがわかってない
で、「うわあ〜こりゃすごい作品を読んだぞ」って結論になってる気がする
不自然に見えるほどこぞって絶賛されてたのはそういうことかなって感じた
自分は泣いたりしなかった というか京本の部屋の扉越しに4コマでやりとりするシーンが結局藤野の妄想ってわかった時に 「京本ならこんな4コマ描いたかもしれないと自分で想像して...
「クリエイターはそれに騙されてたけど、自分は本質が見えてました」ってか? すげー自信だな
せめて原作読めや
ほぼ原作と同じネーム版が入場特典でもらえるだろ 最後の「漫画なんて書くもんじゃないよ」みたいなセリフが無いとか細かい違いがあるけど
そんなん配るんだ 気合入ってるな