2024-06-30

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古代より暦の必要性から時間や方位などに六十進法が使われており、

中でも60の約数の一つである12はそれらを構成する基準の数として、12か月や12時間12方位などのようにしばしば用いられてきた。

生活に広く根付いた基数の12に対し、12より一つ多く素数である13は、その調和を乱すものとして不吉な数と考えられた。

西洋では、多くの建物で13階を作ることが忌避される。

12階の一つ上は、12A階もしくは12b階、12半階と呼んだり、13階を飛ばして14階にしたりする(中国など地域によっては14も忌み数とみなし、12階の次は15階とするケースも存在する)。

アメリカ合衆国建国時の州の数が13(独立十三州)であるため、当初は建国に縁のある吉数とされていた。

同国の1ドル紙幣の裏面や国章には、「13葉ついたオリーブの枝と13本の矢を掴む鷲」や鷲の胸にある「13本の縦縞模様(ストライプ)が描かれた盾」、

さらに「13の星」、「13層のピラミッド」など13に因んだものがあしらわれている。

現在アメリカ合衆国国旗の横縞も13本である

しかし、その後の13にまつわる凶事や様々な迷信等により現在では忌み数となっている。

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