2024-04-11

anond:20240411052638

もちろん読んでるけど、それはおれのコメントのどこに関係してくるんだろうか。

ちなみに元増田の言う通り、欧州原発の一部はすでに需要ベースの出力制御を始めてるけど、出力調整でコスト割れマイナス価格での売電量を抑えることはできても、「再エネに対して多くの時間帯でメリットオーダーで劣位」という根本問題解決できていない。

電力自由化が「祟り神」かどうかはともかく、電力自由取引市場が導入された国や地域では割高な発電コストが原発に引導を渡す、というのは元増田の言う通りで、ほぼ確定した流れ。エネルギー安全保障という曖昧名目のために再エネより割高な電力を買ってくれる消費者需要はいないし、事業者だって原発が儲からないビジネスなら手を出さない。

  • 横だけどじゃあ何で原発ばっかりのフランスの電力がドイツより安くてドイツに電気売ってるの?

    • ドイツとフランスの電力輸出入は、統計的にはほぼイーブンだよ。電力自由取引市場だからお互いに売ったり買ったりしてる。市場計画取引ではドイツ側の輸出量が多く、物理潮流では...

      •  このような悲観的な予測の背景には、フランスの原子力発電の出力に影響を与える5つの要因がある。第1の要因は“大改修(Grand Carénage)”の影響だ。安全性の強化と運転期間の延長...

        • おつかれでっす。引用してる箇所は「発電量が低迷する理由」の説明だよね。それは原発のコスト競争力とは別の話。フランスはARENH(EDFに課せられた、固定価格販売制度)があるので、...

          • ありがとう 昔はフランスがドイツに売電してたよなあってのが今はそうではなくなってるというのは勉強になった ただ、局地的に安くても仕方ないんじゃないの?ってのはあって、細か...

            • そうだね、再エネって電力自由取引市場との組み合わせで「あっちこっちで発電してる電力が総量として需要をまかなう」「広域・分散型のネットワークが全体として可用性を保障して...

              • 今圧倒的にコスパいいならなんの心配もないのでは? そもそもフランスという国の枠組みで原発が減ったら割高な再生エネルギーを輸入せざるをえないとなっているという事実の前に、...

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