名誉教授は文字通り名誉称号なわけで、基本的には退職後、つまり第一線から遠のいている人の肩書である。個人や分野にもよるが、最先端の研究からは距離がある人間だ。
しかし、なまじ「教授」とついているからさも権威があるように思われる節もあり、第一線を退いた分時間に余裕があるのでメディアに専門家として呼ばれたり、何かしらの活動の箔付けに起用されたりする。
昨今、コロナワクチンへの反対活動に精を出す名誉教授や、地震対応について微妙に認識のずれたコメントを述べる名誉教授など、その肩書の弊害が目立つように思える。彼ら名誉教授の自尊心を損なわない程度に、かつ誤解を与えないような呼称はないだろうか。
暇人
名誉教授ってなんとなく字面が偉そうだから昔は教授より上だと思ってたわ