戦いのステージが上がっていってるという感じが描写自体にはもうこもってないんだよね。「次の編の敵キャラは前に敵を倒した時の戦士たちより一回り強い」という設定に依存してしまっている。
おそらく各編の戦闘シーンを並べてドラゴンボール知らない人に、戦ってる相手の敵が強い順番に並べ替えてくださいって指示しても、多分正解には至らない。描写自体に説得力がないとはそういうこと。
もはや力の強さの差異化が肉弾戦とかの激しさで表現できる段階じゃない。
だから髪の色を変えるだけ。読者は主人公と敵の姿が異なる戦いを延々と見せられてるだけ。
敵が強くなっていくタイプの話ではなく、力は同じぐらいでさまざまな格闘スタイル等の敵に対してどう主人公が機転を効かせたりして立ち向かっていくかという系の話ならそれで問題ないんだけど、無論ドラゴンボールは強さとそのインフレがものをいってるはずの作品なので。
自分はブラックフリーザがどんなものか見たくてとよたろうのは19と20巻しか読んでないけど、あれも今の悟空がフリーザ編の悟空より圧倒的に強いという文脈によりかかってブラックフリーザが強いとわかるだけで、戦闘シーンだけ見たらむしろフリーザ編のフリーザよりなんか迫力なくて弱く見えたよ
ドラゴンボールはプリキュア定期