今回の件ってAFURIは清酒カテゴリで2020年4月に商標登録してたんだけど使用実績がなく
商標は登録してから3年間不使用だった場合、不使用取消審判を行うことができ、
登録したのに3年も使わなかったことに対する蓋然性が認められなければ登録が抹消される。
AFURI側はそれがわかっているので、不使用取消審判をされる前に「新しく」商標登録を行ったわけだが
これって不使用取消審判って制度に対して非常に不誠実な態度だと思うんだよね。
派遣社員全盛期に問題になった「3年継続勤務したら正規雇用しないといけないから、2年11カ月でいったん契約切って、別の契約にするから継続勤務にならないから正規雇用にしないよ」という態度とそう変わらない。
不使用取消審判に関しては「請求されるらしいから急いで使うぜ!」という駆け込み使用に関しては
請求されるある程度前から開発等を進めていた証拠が出せない場合、商標権の使用と認められないことがある。
今回の件に関しては現状の商標法に沿った形でAFURI側が商標を取っている(と思われる)ので
酒造のほうが分が悪いだろうなとは思うのだが、
この登録したのに3年使わずに再登録した蓋然性が認められなかった場合や
酒造側が登録申請しようとしているから再登録したと認められた場合は
AFURIが負ける可能性もなくはない(たぶん勝つとは思うんだけども)。
海外ではAFURIっていう酒を自社製造ではないが売ってたらしい それを日本でも売ろうとしてた可能性はある あと、AFURIハイボールとかはあったらしいし店主は酒好きそうではある
いうてAFURIの場合はばっちり社名なわけやから別の名前でってわけにもいかんやろしなあ 先のプロジェクトを見越して取っておくのはしゃーないんちゃうの 大企業なんかそんな感じで商...
「先のプロジェクトを見越してとりあえず取るだけ取っとくぜ!」というのが認められないから 不使用取消審判制度ってものがあるんだよね。 それが認められるんだったらありとあらゆ...
実は期間限定で売ってたりして
期間限定ででも売っててその証拠があるなら再登録する必要がない
いうて飲食店やしコロナ禍で新規事業をやるのは難しかったとかいろいろ言い訳立つんちゃう?
酒蔵側が「AFURI」を認識した段階で、不使用取消審判請求と自分たちの商標出願を同時に行っていればよかったんだよね。 そうすれば制度の趣旨に則って無事に先行商標を潰しつつ、自...
勝手に使うなと言われたから取消申請しまーすも印象悪いよな
訴えられたカウンターとして「そもそもあなたの商標登録は無効ですよね?」と無効審判請求するのは一般的な方法やで。 正当だったら請求が認められない結果に終わるだけだし。
特許とか商標ってそういうもんやで
くそまずい純米吟醸を作りそうだな。