本当に怒らなければならないことも時にはあるだろう。
しかし日常生活においては青筋を立てて怒らなければならないようなことは滅多にない。
もしどうしても怒りをあらわにしなければならないときがあるとしても、それは自分より強い相手に限りなさい。
自分より弱い人間、弱い立場の人間に対して激しい感情をぶつけてはならない。
もしあなたがそれをするなら、あなたは自分より弱いと思っている人間よりも弱い。
赤子のように感情をむき出しにするのは弱者の特権。強者はそれをする必要がない。
些細なことに怒りを感じてしまったときは自らの未熟を恥じて怒りを飲み込む努力をしなさい。
怒りを吐き出せなかったストレスはあなたを一時的に苛立たせるかもしれないが、
人目も気にせず怒り散らしたことをずっと後悔し続けるよりはるかに良い。
あなたは日常茶飯の事に怒りをあらわにしない人間でありなさい。
普通では到底かなわないような相手に立ち向かわなければならないときにだけ怒りなさい。
自らの稚拙な怒りを正当化するために理屈をこねるのはやめなさい。
つまらない人の言うことや態度のために腹を立てさせられるのならば、
私は平常心を失わないと常々肝に銘じておきなさい。
叱ってるつもりで怒ってるの🌿