2023-04-11

高校の時は数学が怖かった

高校の時、数学が怖かった。

どうにも解決出来なくて奮闘した。でも結局どうにもならなかった。

大学になり、孤独が怖くなった。

コミュニケーションを学びたくて本を読み漁った。

そして今最も怖いのは、死だ。

私はそれを理解しようと、医療書を濫読し、福祉施設を訪ね、それでも何も解決はしない。

人は皆老いしまう。

数学が怖かったあの頃のように立ち向かいたい気持ちと、諦めてしまいたい気持ちが同居していて噛み合わない。

もし自分がその恐怖から逃れられれば、もう一人の祖父に今すぐ会いに行けるのに、私は臆病で動けないままでいる。

最後ときは誰にも分からない。その順番は朧気にしか提示されない。祖父がいなくなるという事は何れ父も母も此の世からいなくなるという事で、その事実は受入れがたくどうしようもなく辛い。

それを直視するのが怖い。

誰かと居るときなら良いが、一人になると駄目だ。いつまでも頭を堂々巡りして、人生意味はあるのかなどと考えてしまう。

祖父よ。今貴方が求めるものは、現実それなのですか。

我々は貴方が望む道を否定はしないけれど

貴方は苦しい思いを重ねては来たけれど

あのときの会話が胸を去来して苦しいのです。

もう何も残す物は無いのですか?こちらは後悔ばかりなのに、旅立ってしまうのですか?

私はどうしたら良いですか?

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