もう25年ぐらい前になるが、大学生の時に死ぬほどハマっていたパチスロをやめることができた。
きっかけは、バイト代をもらった翌日に80%ぐらいパチスロで溶かしてしまった帰りに、コンビニで小さいノートを買って、「1ヶ月だけ何の制約もせず、ただ入金と出金を記録していこう」と思ったことである。
このあと、いつものように暮らしながら、1円単位まですべての入出金を記録した(もちろんパチスロはガンガン打っていた)。
で。。。1ヶ月たった後、その小遣い帳を見ながらいろいろな集計値を出していった。
パチスロ投入合計額、金額ベースの勝率、パチスロに行った回数、、、、といろいろな値を出していたのだが、ふと気になって「こんな数値もだしてみるか」と出した値があった。
それが、「一日の最後の残高が100円未満だった日数」で、その集計値がなんと「15日」。。。
月の半分は財布に100円も入っていない日があった、というこの事実が相当ショックだったらしく、以後パチスロやるのが馬鹿らしくなった。
いまでも思い出すが、この数字を見た時に私は「・・・アホかオレは・・・」とつぶやいた。まあアホだよな。
余談だが、この後数十年の時を経て、私はデータ分析エンジニア(データサイエンティストとも言う)になった。