「日本の経済成長が止まっているのは、デジタル化が遅れているからだ。デジタル化をもっと推進しなければならない」
といった論旨をよく見るのだが、本当だろうか?
失われた30年もよく言われるが、その間はデジタル化は進んだ。
個人の利便性が向上したのは確かだが、全体のパイは増えてないのじゃないか?
数秒レジが速くなったとしても売上増につながらない、現金もやめられないので現金扱うコストも下がらない、
といった、全体パイは拡大しないといったことになってないだろうか。
キャッシュレス普及のために金をばら撒いてもインフレになるほど需要も増えなかった。
あとデジタル化はあまりに寿命が短く、多少利益が上がっても投資回収前に次の投資が必要になる。
デジタル化によって中間マージンが減るんだというのも言われていたが、マージンを取る対象が変わっただけとか、
マージン取る組織は減ったかも知れないがマージン量を上げて結局高くなったとか、そんなことになってないだろうか。
世界中が電子化を進めたら、効率化が進む。それをしない国は相対的に落ちこぼれる 増やすためじゃなくて減らさないためにやってるって DXの指標に書いてあるのに 読もうよ