増田、大学時代の友人たちと遊ぶ時は企画する側だった。日々の遊びや飲みから旅行まで、我ながらよく手配してきたと思う。ただ、薄々気づいていたが増田は便利屋としか思われてなくて、そういった手配を手伝ってくれる友人は一切いなかった。増田発案で声かける→集まって遊ぶ→「楽しかったね」で解散。10人近くで遊ぶこともあったのに内部のメンバー発案で何かが起きることは無かった。
遊んでもらえてるのだから、自分が遊びたいのだからと言い聞かせて企画してきたが、とうとう糸が切れてしまってここ半年ほど自分から企画することをやめた。他のメンバーが集まっているかは知らないが、増田に声がかかることは今のところない。
そんなタイミングで徐々に会社内の有志で遊ぶ機会が増えていったのだけど、これが楽しい。
誰かが計画を立てる→「こうしたらもっと楽しいのでは」とみんなで遊びを盛り上げようとアイディアが出る→遊ぶ→「次回は自分が主催します」と幹事が持ち回る→「こんな店はどうだろう」とアイディアが出る
誰かに乗っかろうという感じがほとんど無い。増田も次の幹事を名乗り出たり誰かを手伝ったり相変わらず企画側に立つが、相互扶助が働いてるのがわかってるので楽しくできている。
大学の友人とこの関係が築けなかったのは残念だが、増田に誘われるだけの魅力が無かったということなので仕方ない。
でももし、いつも誘われるばかりで誘ったことが少ない増田がここにいたら、一度勇気を出して何かを企画してみて欲しい。おそらく企画側の増田は凄く喜ぶだろうから。