表現の自由に関して、公共の場に対する考え方が、自分と大きく異なる人が多くてビックリしている。
自分は、「私的な場」では自由の制限が容易で、「公共の場」では制限が強く抑制されると考えていたのだけど、まったく逆の議論を(さも当然のように)主張する人が多いよね。
例えば、服装という表現だと、私的な場であるレストランやホテルなどの民間施設では、自由に「ドレスコード」を設定してよく、気に入らない表現(服装)をした人間を排除することが認められると思う。
場の公共性が高まるほど、服装について勝手なコードを設定することは難しくなり、公道だの駅だのに至っては、素っ裸になるなど、極端な表現以外は禁止できない。
当然、バニーガールの格好をしてゲームの広告宣伝をしようが、パンツが半分見える服を着ていようが、水着で歩き回ろうと、自由である。
逆に、公共の場の方に制限があり(バニーガールはNG)、私的な場だったら自由だ、とする考えって何なんだろう。
そういう考えの延長線上に、「公共の場」に相応しくない表現(ホームレスの服装)は排除しろみたいな考えが出てきそうで、すごく嫌だな。