鍋の素を鍋に入れて沸かしてそこに切った材料を入れて火にかけて待つだけで、なんとか鍋っていう料理を作ったことになる。
本物の水炊きとはこうあるべき、とか知らないけどメーカーが水炊きって言ってるんだからきっとそうなんだろう、と思うと気持ちがちょっと楽になる。
自分以外誰も気にしてないんだけど、いわゆる名前のない料理を作るのってほんのりと心理的な抵抗感がある。
こんなテキトーな料理を他人に食べさせていいのかな、みたいな。そういうのから解放してくれる鍋の素はえらい。
トマト鍋とかキムチ鍋とか、水炊きとか塩ちゃんことか、スーパーに行くと本当に色んな鍋の素があるけど、作る手順はどれも同じ。
でも私は今月に入ってもう5種類は美味しい鍋を作れてる。こりゃもう鍋名人だぞ。みたいな感じで自己肯定感上がる。
鍋の素を複数ストックしておいて、家族に「今日はどれがいい?鶏白湯とごま坦々とあごだしとあるけど」って聞ける。