2022-11-13

自分自身ではなくて、自分に付随する何かへの承認欲求が湧いてきた。

これがアラサーになるってことなんだろうな。

もう自分が大したことない人間で、ユニークじゃなくて、何も面白くない人間だということは嫌というほどわかっていて、それでもやっぱり承認されたい。

昔は女のATMみたいになってるサラリーマンって何が楽しくて生きてるのか分からなかったけど、後輩に飯を奢って後輩が笑顔になってくれてるときかにちょっと気持ちがわかった。それは俺個人資質への承認じゃない。俺が少なくない時間会社や後輩のために割いた時間や、それによって得られた立場への承認なんだ。

別に上司や先輩、後輩から自身に対しての承認は無い。俺は目立たないし別に特別に扱われないけど、軽んじられることもない。

〇〇担当の〇〇さんという立場のみが承認されて俺という存在が透明になっていることを認識したうえで、それを心地いいと思っている。

今ならATMになれるかもしれない。ATMとして求められ、それに応えたい。

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