ゴールデンカムイと違って主人公コンビは両方アイリッシュ人だから話の広がりが狭い。
インディアンや黒人の問題についても扱ってはいるけど全体として踏み込む感じじゃない。
ストーリーラインもゴールドラッシュの本場にたどり着くための旅っていう真っ直ぐな線だから大雑把に先の流れは見えてしまう。
ゴールデンカムイが先の見えない闇鍋だったことに比べると作りがスッキリしすぎている印象だ。
対立構図もないから基本的には善良なキャラばかりで悪役は使い捨てになりがちだ。
主人公がインディアンを差別する側に回るという展開は面白かったけど、それもアッサリ解決してしまったわけだしもうネタが無い。