2022-10-14

知らんけど

関東から関西につい最近出戻った。「知らんけど」を揚げ足取りのようにして使われていて、関東にいる時はイライラしていたが、関西に戻ってきてから「そうそうここで使うんだよな」と改めてしっくりきている

関西の中でも色々な場面で使われるけど、じいちゃんばあちゃんの多い私の周辺では

「◯◯さんとこ、入院してはるらしいわ、よう知らんけど(=入院したという情報しかわかりません)」

「あそこの店、そろそろ閉まるらしいよ、よー知らへんねんけど(=なぜ閉店するかまでは聞いていません)」

という感じなので「なんかあれ流行ってるらしいよ!知らんけど!」みたいな使い方は全くしない

そもそも知らんけどというのは責任を持ちたくないというよりも、Aまでは知ってるけどBの事柄はよく知らないから本当に知りたかったら自分で調べてね、という優しさを含んだ意味合いで使っていたし、受け取っていたし、そもそも本当に気になることを調べて「実はこうだったよ」と言っても、「知らんがなって言ったやん」とは、私の周りではあんまりならない。

個人差があるかもだけど、しょうもないことでも調べたら「へー!ほな◯◯なんやね」と終わることが多いので

SNSで広がってる「責任を持ちたくない」という無責任意味合いで使われるのは非常に気持ち悪い

さらによく知らないまま勝手に使って「関西の人ってこれだから」みたいなこと言われても、いや知らんがな。である


関東の人はえらい行儀よろしいんやねえ


京都仕草を盗用しておわり。まあよう知らんけど。


  • 増田の内容を冒頭しか読んでないけど 関東から関西帰れてよかったな 知らんけど

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