関東から関西につい最近出戻った。「知らんけど」を揚げ足取りのようにして使われていて、関東にいる時はイライラしていたが、関西に戻ってきてから「そうそうここで使うんだよな」と改めてしっくりきている
関西の中でも色々な場面で使われるけど、じいちゃんばあちゃんの多い私の周辺では
「◯◯さんとこ、入院してはるらしいわ、よう知らんけど(=入院したという情報しかわかりません)」
「あそこの店、そろそろ閉まるらしいよ、よー知らへんねんけど(=なぜ閉店するかまでは聞いていません)」
という感じなので「なんかあれ流行ってるらしいよ!知らんけど!」みたいな使い方は全くしない
そもそも知らんけどというのは責任を持ちたくないというよりも、Aまでは知ってるけどBの事柄はよく知らないから本当に知りたかったら自分で調べてね、という優しさを含んだ意味合いで使っていたし、受け取っていたし、そもそも本当に気になることを調べて「実はこうだったよ」と言っても、「知らんがなって言ったやん」とは、私の周りではあんまりならない。
個人差があるかもだけど、しょうもないことでも調べたら「へー!ほな◯◯なんやね」と終わることが多いので
SNSで広がってる「責任を持ちたくない」という無責任な意味合いで使われるのは非常に気持ち悪い
さらによく知らないまま勝手に使って「関西の人ってこれだから」みたいなこと言われても、いや知らんがな。である。
増田の内容を冒頭しか読んでないけど 関東から関西帰れてよかったな 知らんけど