10月1日からの侮辱罪の施行で、ネット空間からあからさまな誹謗中傷表現が明らかに減った実感がある。やはりカジュアルに訴えられかねないというのは人々の暴走の抑止にはなるのだろう。
ただ、誹謗中傷を生きがいとしてきた人達がこのままトーンダウンするとは到底思えない。誹謗中傷はとてつもない快感を生む麻薬だから。私はその人達の矛先がこれから秋篠宮家を襲うのではないかと危惧している。
90年代の美智子様バッシングに見られるように、皇室についてはいくら誹謗中傷しようとも相手が訴えてくるということがない。それって誹謗中傷を生きがいにする人達にとってはネット空間に残された最後のユートピアに見えるのではないだろうか。そんなことをうっすらと考えている最中に、"名古屋のホテルのブッキング事件は秋篠宮家が原因"とデマを振りまいている人達がいることを聞いて、悪い予感が的中しつつあるなと思った。
皇室側もそろそろ誹謗中傷に対してきちんと対応をしていかないと、美智子様バッシングの比ではない地獄が訪れそうな気がしている。