私が子どもの頃には、家にも学校にもクーラーがなかったので毎年酷いあせもになっていた。
子どもなので掻き壊して悪化させてしまうのだけど、我が家には私の大嫌いなそして効果てきめんな治療法があった。
海に浸かるのだ。
ただ、これはめちゃくちゃ痛い。傷口に塩を塗るのだから痛い。
夏休みの暑い日、予告なく近所の桟橋から父親に両手を掴まれて服ごと海にザブンと浸けられていた。2メートルほどとはいえ水深のあるところだったので泳げない私は痛さと水への恐怖でこれを非常に恐れていた。だからこそ親も予告しなかったのだろうけれど。
その後シャワーを浴びたかは覚えていないが、その日は入っていないんじゃないだろうか。
その効果は素晴らしく、翌日にはあせもの傷口が乾いて数日で完全に治っていた。嘘のように効果があった。
大人になってあせもにならなくなり、このことはすっかり忘れていたが、海のない街で子供を育てることになってあせもを薬で治すことに驚いた。
海に入ればすぐに治るのに???すぐに「あせも 海」と検索したら民間療法として一部で知られている方法らしい。
そりゃ、海のない街はどうするんだろうとは思ってはいたけど…自分が当たり前だと思っていたことが違ってびっくりしてしまった。
あせもは海で治るの知ってる。 子供の頃毎年あせもになってたけど、親に訴えたら薬くれるけどそれが効かない 「海に(遊びに)行くまでもう少しだからそれまで我慢だね」って親に言わ...
同じく汗疹は海に浸かればと教えられた 海水のミネラルが効いたりするのだろうか
初めて聞いた療法だ 聞くだけで痛そう