2022-05-28

過酷運命さらされた人間が、あえてその運命を受け入れる物語を読みたい

いくら物語を読んでも満たされない。

物語という安寧な仮想空間から抜け出し、現実で着実な歩みを進めるために、そういう物語を読みたい。

あえて現実という過酷選択できるように、そういう物語を読みたい。

そういう意味での「行きて帰りし物語」を読みたい。

もっと正確に言うなら、「アルティメット物語」が読みたいのだ。

この物語を読んだら、もう他の物語を読む必要が無いというレベルアルティメット物語を。

最高に面白いかどうかではなく、物語というものを二度と欲することが無くなる、という意味アルティメット物語を読みたい。

それが例えば、現実過酷を受け入れる物語でもいいということだ。

何らかの意味アルティメット物語であればそれでいい。

そのような物語がこの世の中に存在するなら、今すぐに入手して見て読んで、物語世界からいち早く卒業したい。

そうして物語世界から卒業したら、繰り返しになるが、今度こそ社会でしっかり生きていこうと思う。

まり、例えば仕事とか家庭とか下らない物事に、物語の織り成す幻想に逃げずにちきんと向き合いたい。

社会のつらくて些末な事象に正面から向き合うために、その邪魔となる物語と訣別したい。

から、私が現在入り浸る物語世界から行きて帰りし物語」として現実に復帰できるアルティメット物語を読みたい。

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