発表を鵜呑みにするわけじゃないけど、ロシア側でさえ何千人規模で兵士に犠牲が出ていることにめちゃくちゃ驚いている。
21世紀の戦争は、もっと個々人の命が大切にされて、無人兵器同士で施設を壊し合うような戦争になると思ってた。
大切にされるというと語弊があるけど、第二次世界大戦の頃よりも誰もが死ぬことにとても臆病になってて、直接命をやり取りするような前線同士での撃ち合いなんて起こりえないだろうって。
現実に、アメリカがテロ組織を叩くときなんて、無人機で偵察して無人機で爆撃したりしてたわけだし。
みんなもそうだと思ってたろ?
でもそうじゃないんだな。
ロシアとウクライナを見てて気づいたのは、結局は命を奪い合うことが相手にとっても一番のダメージになることをわかってるんだってこと。
だからお互い早くやめたいだろ?っていう問いのかけ合いになってる。
そーかー。
一度でも攻撃の正当性を持ってしまったら国際的な評判なんて関係なくて、これ以上長引かせたくないなら終わらせろって言いながら市民も巻き込まれて命が消えていく。