2022-02-14

ファミマ不要スマホクーポンに”事業、急きょ中止に 「想定

2年前の「トリキの錬金術師」みたいな事件が起きたのか

1.ジャンクスマホをタダで仕入れ

2.1000円クーポンゲッツ

3.メルカリで売って800円くらいゲッツ

 伊藤忠商事は、2月1日に始めた、不要になった携帯電話端末をファミリーマートで回収する事業の受け付けを中止すると、12日に発表した。想定よりも多くの問い合わせがあり、人的オペレーションに負荷がかかったためという。再開のめどは未定。

ファミリーマート掲載したお知らせ

 伊藤忠商事は「回収事業2月1日から始めており、2月9日プレスリリースを発信した。それをきっかけに問い合わせが増加し、当社の想定を超える端末が持ち込まれた」と経緯を説明。当初想定していた端末台数の明言は避けたが「持ち込まれた端末の数は数万台に及んだ」と明かした。

伊藤忠商事プレスリリースにも、中止する旨が加筆された

 家庭内使用していない携帯電話端末は、2021年時点で2.7億台あり、その価値は3兆円に上ると同社は試算。この数は今後も減ることはないと予測している。「今回の事業実証を通して、さまざまな課題が明らかになった。現時点での再開は未定だが、いただいた意見や反応を鑑みて今後につなげたい」とコメントした。

 この事業は、都内25店舗ファミリーマート不要になった携帯電話端末1台につき、ファミリーマートで利用できる1000円相当のクーポンを引き換えるというものユーザーの中には、端末のジャンク品を大量に仕入れクーポンと交換するものや、獲得したクーポンフリマサービス上で転売するものなどもいた。

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