2022-01-29

プラテネスとかは設定考証を厳密にしてそうな雰囲気がある、リアリティがあるからこそのクレームだったんだろうな。

まあ、そういうのを期待してしま作品ではあった。

とはいえ、設定考証のレベルを上げればそれで作品面白くなるかといえばそういうものではない。

 

例えばエヴァンゲリオンのQだったと思うが、

衛星軌道かなんかを周回してるシンジくんとエヴァ初を回収するために

打ち上げられたロケットシークエンスものすごく現実に忠実だ、

って評価されていたがそれが特に作品面白さのレベルを上げるわけでもない。

エヴァみたいに何でもありの世界観ロケット打ち上げを精密に描いたところで、

作品の質は上がっても面白みは上がらない。

 

対して、FSSの服の素材の話とかになると、

ファティマを一般人が「所有」する難しさを強調するためにその設定がものすごくよく活きていて、

さらにそれがヨーンバインツェルの物語と二重三重にうまくリンクしていて見事だった。

あの頃の永野先生は……いや言うまい

 

プラテネスに関しては、どちらかというと後者のようなものを期待してしま作品ではあったとは思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん