アプリで知り合った男(24と26)で、前戯の間は我慢汁までダラダラに垂れるくらい勃起しているのに、いざゴムをつけて挿入となると萎えて出来なくなった人が2人いた。
2人とも部屋に岩波文庫があった。しかも哲学系。2人とも非常に紳士で賢く、楽しいひとときを提供してくれた。
萎えて出来ないとなるととても申し訳なさそうに「せっかく家まで来てくれたのにごめんなさい…」と謝った。緊張しちゃって…というが、同い年の私に何をそんな緊張するのだろう。(24歳の頃に24歳の男の子と、26歳の頃に26歳の男の子と出会い、男の子はそれぞれ別人)
2人とも食事を3回以上した上でのベッドインだったし、そこそこ友好的なコミュニケーションを取れていた(と思っていたのは私だけか)。でもやはり緊張するものなのか。
食事代は全て向こうが出してくれて、男の子側は私に彼氏がいることも承知なので、お互いヤリモクなのも明白な出会いだ。にも関わらず最後まで出来ない。
n=2の、かなりショボいエビデンスだが、それでも岩波文庫のせいで彼らは繊細になり過ぎて萎えるのではないかと思わずにいられない。
終電なくなっちゃうから帰るね、という私にまた謝りながら「タクシー代。もし嫌じゃなかったらまたチャンスをください。」と縋る彼らが悲しい。残念ながらヤリモクで出会ってるから、初回で萎えた人にはその次がないんだ。恨むなら種まく人を恨んでください。嗚呼、なんて皮肉な岩波文庫マーク。
種まく人なのに読んだらまけねえのかよってやかましいわ
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