私のパートナーは選挙権がまだなく私が「投票を棄権するのは良くないよ」と言うのに耳を傾けて、家でゴロゴロしている。投票の帰りにはおやつを買って帰るのが恒例である。モンブランケーキとおやつを購入して私は帰途についた。
私のパートナーは、どうも政治的なことには関心が無い。パートナーは今は遊びに夢中な年代だからだ。
「貴方が、自分で決めないとダメだよ。私が貴方に『誰某に投票して』とは命令もお願いも出来ない、大事なことだから」と目が言っている気がした。
パートナーに対して強制や要望をしたことは一度も無い。私がどの候補者や政党に投票するか、私はパートナーに教えないし、向こうも質問して来ない。
今回の期日前投票で、私が共産党とその候補者には投票したこともパートナーは知らない。
これからも一人と一匹で暮らす限り、ささやかな生活を送ることが出来れば良いと願う。私とペットの猫で、互いの自由意志を尊重しながら。