つまり、画面にはCMを映しながらも、音声はサントラやクラシックなどのBGMを流す(歌謡曲でもアニソンでもいいが)。それを1時間か2時間、まとまった時間で放映する。
動画サイトには「作業用BGM」というタグが付いた動画がたくさんあるが、まさにそのイメージ。その画面上には何が映っていても問題は無い(そういう動画の画面は大抵静止画だ)ので、それだったらCMを流せばいいよね、っていう発想。
そして、放送局はJASRACかなんかと一括契約してるはずだから、BGMだろうが歌謡曲だろうがローコストで流したい放題。その1時間ないし2時間はCMを常に流せるので、CM収入もガッポガッポ。
(もちろん、その番組は「見る」というより「聞く」ために存在するので、映像での広告効果は薄い。なので、広告料は安くすべきかもしれない。しかし、何しろ枠全部がCMなので、それでも十分ペイできるだろう。)
もう、お笑い芸人が何かするだとかの、ちゃんと構成された「番組」なんて必要とされなくなってきてるわけで、そういったローコストなCM専用番組を本格的に流してみてもいいと思う。
まあ実際に、旧U局ではそういう番組やってるわけだし(画面はCMじゃないけど)。
少なくとも、私はそっちの方を見る(正しくは「聞く。たまに画面を見る」くらいだけど)。
有線放送でいいのでは?
「たったひとつの冴えたやり方」の結末を知ってるなら 良い冗談だと思う。