楽しみだと思う一方で、どうせ少し遊んで飽きちゃうんだろうな。という諦め。
小さい頃、クリスマスにしか買ってもらえなかったゲームソフトを擦り切れるまで遊んでいたのに
いつの間にか、ロールプレイングゲームのストーリーの途中で飽きて
再開したころにはどこまでどうやって進めたかわからなくなって投げ出している。
親に貰った空のファンデーションケースとか、シャボン玉みたいな色をしたラッピングのセロハンとか
近所なのに初めてみつけたみたいな裏路地とか、そういうものにワクワクしなくなったのはいつからだろう。
社会の小さな小さな歯車としてぼんやりと寿命を消費していくだけの毎日は乾ききって
子供の頃よりは少し自由に使えるようになったお金をゴミと取り換えて息をしている。
会社に入って3年半。
たくさん怒られて、少しは職場での立ち回りを覚えて、少しは怒られることも減ったけど
それと入れ替わるように世界の奥行きがなくなった。
働いてても趣味に没頭できる人がうらやましい。
午前3時のうだうだ。