いま多くの日本人が
オリンピックとコロナ感染爆発という躁鬱両方の情報に晒されている。
まるで熱い湯につかりながら冷や水を浴びせられるような状態で、
多くの人が躁鬱どちらの精神状態になればいいか分からず混乱しているように思う。
この矛盾したような状態から自分を守る一つの方法は、どちらか片方の情報を遮断することだ。
オリンピックとコロナのいずれかの情報を見ないようにすることで、精神的な混乱を避けることができる。
その結果、コロナなんて知ったことかと飲み歩く人が現れる一方で、
オリンピックなんて見たくもないという人も現れてくる。
心理的な観点からは、これらはいずれも自己防衛の両極の事例だと思う。
コロナはただの風邪派や、過剰な選手叩きをする人は、それらの極端に先鋭化した事例だ。
この躁鬱の分断は、オリンピックが終わりコロナのピークが過ぎてからも残り続けると思う。