多分だけど、要因というのは特別でもなんでもなく、「たまたま性犯罪者が近くに住んでる」とか、「性犯罪者にたまたま目をつけられた」とか、そういうことなんだと思う。
だから「被害に遭った」人からしても特別な要因は思い浮かばない。
しかし、それによって偏りが生じるので、「痴漢なんて遭ったことない」人と「毎日痴漢被害に遭った」人が共存する世界が生まれる。同時に、それぞれにこれといった理由もないので、前者は「痴漢なんてよほど珍しい事件でしかない」と考えるし、後者は「痴漢は世の中にありふれた犯罪だ」と考えるようになる。
俺は男性だけど、今までに痴漢被害が2度ある。だから「痴漢なんてねーよ!ほとんど冤罪!」と言う人には「バーカ」と思うし、「痴漢は男の犯罪!全ての男に責任がある!」とか言う人にも「バーカ」と思う。
ちなみに2度とも加害者は男性。俺自身がアセクシュアルというかフィクトセクシュアルなので、まあ見た目とか雰囲気とかで「そういう人」に好かれそうな感じなのかもしれない。かと言って俺自身もセクシュアルマイノリティなので、ゲイを悪者にするような論調にも加担したくない。
同意。あなたは増田で稀に見る冷静な論者だ。