友人におすすめされたので。
昔、学生の頃は新本格ミステリとか、斜に構えた、というかそんななんか「現実が舞台の非日常モノ」みたいなやつが好きだった。
多分、友人も当時の自分のイメージが強いんだろうな、だからおすすめしてくれたんだろう。
それはたぶん、感性が鈍ったとか楽しむことに割く体力が落ちたとかそういうんじゃない。
(フィクションではないがこれでも一応物書きを生業にしているので、もしそうだったら相当まずいと思うし各方面に謝り倒してニートになるしかない)
単純に、ストーリーが「現実に不満しかない人間」に刺さるように作られてるのがダイレクトに伝わるので、そうでない人間がワンシーンごとにこのメッセージを受け取ると冗長に感じるんだろうな。
キャラの表情差分や話し方、衣装、音楽の扱いなど細やかな部分はすごく良くて、シナリオに集中できるように工夫が凝らされてるのがよくわかる。本当にそういう意味では良作な部類だと思う。
シナリオが刺さればね…。
そういえば、アニメ版も当時勧められたけど、1話のたった30分がきつくて見れなかったことを思い出す。
これ、やると思って続編も買ったんだよな…
やるか…