2021-05-14

anond:20210514003708

知らないことは知らんのだろうけど。

ひとの体の最小単位である体細胞には23対(46本)の染色体があり、大きさの順に1~23番まで番号をふって区別します。そのうち1~22番までの染色体(44本)を常染色体といい、23番目の染色体(2本)を性染色体といいます。性染色体には男性女性性別を決定する役割があり、男性はXY、女性はXXの染色体をもちます

わたしたちの体のほとんどは体細胞からできていますが、ひとつだけちがう細胞があります。それは子孫を残す役割をになっている生殖細胞(卵子精子)で、半分の23本の染色体しかありません(常染色体22本+性染色体1本)。

23本の染色体しかない卵子精子が結合することによって、23対(46本)の染色体もつ受精卵が生まれ受精卵の分裂によって新たな人間誕生するのです。

生殖細胞もつ23本の染色体のうち常染色体に欠陥がある場合には、常染色体優性遺伝と常染色体劣性遺伝の2種類の発病のしかたをします。また性染色体に欠陥がある場合は、通常X染色体劣性遺伝の形で発病します。

卵子の性染色体はXのみですが、精子にはXの性染色体もつものとYの性染色体もつものの2種類があります。そのため卵子のX染色体に欠陥があると、ひとつしかX染色体をもたない男性けが発病してしまます。この場合女性は発病はしませんが、欠陥遺伝子をもつキャリアーとなります

なのでX染色体関係から男性の方が異常者になりやすい。

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