・五輪をやるとなったら対外的な体面を整えるために五輪前から五輪中は緊急事態宣言を一時的に解除するだろう。それはコロナ収束の妨げになる。
・五輪期間中は国外から数万人の五輪関係者が入国する。選手とその関係者に対しては比較的厳重な規制をかけるようだが、その他の人間に対してどうするかは菅総理は言葉を濁している。つまりは、五輪期間中に国外からさらにコロナの変異株がもたらされる。
・医療体制がひっ迫する自治体も出る中で政府は五輪のための医療関係者のボランティアを募っていて、休眠中の医療関係者がいるからそういう人たちを動員すればいいだろうと言っている。しかし、休眠中の人材はいざという時のバッファとなり得る人たちだ。そういう人材まで駆り出したらいざという時のバッファまで減ってしまう。