ユニバーサルデザインに終わりがないというのはわりと同意で崇高な理念ではあるけれど
現実的なタイムスケール的にはトレードオフになっていると思う。
誰かに使いやすいデザインは、他の誰かの使いにくさになる。
スッキリ美しいWebは情報の一覧性、網羅性に劣る。
彩度、明度に統一感のある色彩デザインは美しく見やすいが、色覚障碍者にとっては色の区別が難しい。
自動改札は普通の人には効率的になったけど、車椅子や松葉杖などに優しくない。
そこまでいかなくても左利きの人や両手に荷物を持っている人も自動改札を利用するたびに小さなストレスを感じている。
このデザインの方が優れている、とアピールするデザイナーにはいつも視点の抜けや傲慢さを感じている。
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