2021-04-05

動物愛護にも蔓延男女差別

自分は某ペットショップ店員だ。

最近職場に頻繁に足を運ぶ男性客が現れた。その客は物欲しげに動物を眺めるものの、結局肩を落として帰っていく。

同僚達と「ペットショップの子は高いからね…」と話していた。

後日、私と同僚で大好きな猫カフェへ遊びに行った。

そうしたら、あの男性客も訪れていて猫と戯れていた。

数十分楽しそうに遊んだ猫カフェを後にする背中は少し寂しげに丸まっていた。

その翌日、店長に例の男性について相談してみた。そうしたら「売れ残ったペット特別に…」という話になった。

本来うちのペットショップではボランティアに連絡し飼い主を見つけてもらうサービスを行っているものの、独身女性は引き取れても独身男性は「虐待目的」で引き取る人が多くて信用できないらしい。

本当に動物が好きで探している独身男性がいることも知っているがやはり『男性から』特例は無いそうだ。探せばあるんだろうが、うちと提携してる団体絶対例外を認めない。

結果、店長の計らいによってその男性客は成猫と成犬を一匹ずつ連れて帰った。

あれから数年、あの男性客は今でも店に顔を出しペットグッズをしこたま購入していく。2匹とも幸せ暮らしているようだ。

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