実写化されて一般人相手に見せても評価が見込まれるであろう作品のような、ある意味浅い、分かりやすい、専門知識やジャンルのコンテキスト理解がなくても全然見れるような作品を好きになってしまった、という事実は、オタクとしては「負け」なんだよ。
オタクであればもっとギトギトしてギラギラして情報量の多いマニアックなものを称賛していたいと思うわけよ。
一般公開されたら物議を醸すような描写が入っている前衛的な攻めた作品に浸れてこそオタクだと思っているわけよ。
実写化されてしまったものは、当初は辛うじて尖ってたかもしれないが、今となっては陳腐化してむしろ保守的に見えるようになってしまう、そういう題材を描いていたわけよ。違うかい?
オタクの再定義が求められるようになって久しいが ポップカルチャー・サブカルチャーが好きならオタク、というような定義が一般的であり 具体的に作品に対してコンテクストだとか高...