ここ10年でそれが顕著になり、今ここに至る。
サブクサブスクで月1000円ほど払えば当面消費できないコンテンツを選び放題だ。
そして、日々制作されるコンテンツ。思い出補正もあるので過去のコンテンツが死ぬこともほとんどない。
最近、少し時間を長くとることができたのでサブスクを消費しつくそうと思ったけど、消費しつくせるもんではないよね。
歴史をタラレバ炒めはできないけど、この流れがあと10年、20年早く来ていたら、
ガキの暇な頃にコンテンツの海で泳ぎ放題だったのだろうか。
地上波初登場の映画を見つけて録画していた、そんな人間にとってはいまのコンテンツ溢れは嬉しいものに思える。
ジャブジャブに累積されていくコンテンツを結構自由に安価に取得できるようになったのは良い時代なんだけど
あの時間だけは余っていたあの頃に享受できていたらどんなに楽しかったのだろうとも思う。
しかし、そうすると多分、暇って感情は現代の子どもには生まれ難いのかもしれない。